「カネ(金)がすべて」は正しいのか? 僕が企業戦士は時代遅れだと思うこれだけの理由
企業戦士となって会社のためにがむしゃらに働く生き方に疑問を感じていませんか?
本記事ではそんな人のためにかつて企業戦士だった僕が仕事を優先させる生き方以外の幸福について解説しています。

ハルキ
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目次
「カネがすべて」という考え方は正しいのか?
「資本主義社会で生きてゆくうえでお金はもっとも大切なものだから、いっぱいお金を稼がなければならない!」
これはよく耳にする言葉だと思う。
そして、僕自身もある程度はこの考え方に近い。
しかし、誤解しないでいただきたい。
「ある程度は」この考え方に近いのであって、僕は全面的にこの考え方に賛同している訳ではない。
世の中には「カネ(金)がすべてだ!」と豪語する人たちがたくさんいる。
でも、この考え方は果たして本当に正しいのだろうか?
僕はこの考え方のウラに潜んでいる危険性も十分把握している。
僕のまわりでも(おそらくみなさんのまわりでも)、この考え方のせいで人生を棒に振ってしまう人がたくさんいる。
一見すると正しいように見えるが、十分注意しなくてはならない考え方だ。
この考え方のいちばん恐ろしいところは、『お金がすべて』という人間になってしまうことだ。
いくらこの世の中が資本主義社会だからと言って、人生すべてがお金に支配されてしまうのは極端すぎる。
人生にはお金以外にもたくさん大切なものがあるのに、そこに目を向けることができないというのはあまりにも勿体無い。

ハルキ
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戦士(ソルジャー)は傷つき、ダメージを受ける
現代人の多くは『労働』というソリューションでお金の問題を解決しようとする。
多くの人はどこかの会社なり官庁なりに就職し、そこから給料やボーナスを得る。
なるほど一生懸命働けば、その働きに応じて多少は出世するかもしれない。
役職が上がれば、それに伴って給料やボーナスも多少は増えるかもしれない。
だからみんな朝から晩まで身を粉にして働く。
「24時間働けますか」を合言葉に・・・
学び舎をあとにした後、そのような『企業戦士』になる人が後を絶たない。
そしてその多くが戦場の戦士さながら心や身体に傷を負い、深刻なダメージを受けることになる。
まさに彼らは「戦士(ソルジャー)」なのだ。
「生きてゆくためには仕事をしなくてはならない」という彼らは言う。
「自分が働かなければ家族を養ってゆくことができない」と・・・
しかし、人間は働き過ぎるとだんだんおかしくなってゆく。
ストレスに苛まれ、人間として豊かな人生を生きることができなくなってゆく。
それはトレード・オフの関係なのだ。
多くの人はそのストレスや自由になる時間や、家族と過ごす心の安らぎなんかと引き換えに会社から給料とボーナスを受け取る。

ハルキ
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みんなと同じことをする必要はない
なぜお金のためにストレスを引き受けなければならないのか。
なぜお金のために時間を犠牲にしなければならないのか。
なぜお金のために自分自身の心と身体をボロボロになるまで酷使しなければならないのか。
それはこの世の中が資本主義であるとか、グローバル社会だからとかはまったく関係ない問題だと思う。
本人の生きかたの問題だと思う。
「どんな人生を送りたいのか?」といった選択の問題だ。
違う生き方や違う選択肢もいくらでもあったはずだ。
隣の田中さんと同じような生き方を選択しなくても、オルタナティブはたくさんあったはずなのだ。
それなのに多くの日本人はオルタナティブな道を選択しようとしない。
多くの日本人は知らない。
お金を稼ぐ手段が仕事以外にもある、ということを。
お金とストレスや自由な時間をトレード・オフにしなくても人間らしい豊かな生活を送る方法がある、ということを。
なぜ親や学校の先生は彼らに教えてあげなかったんだろう?
勤め人になって心と身体を酷使しなくてもお金を稼ぐ方法はいくらでもある、ということを。
情報や広告に踊らされてはいけない。
たくさんの人が共有している価値観が必ずしも正しいとは限らない。
常に「本当にそうだろうか?」という批評的な視点を持つようにしよう。
みんなあまりにもナイーブすぎる。
いったん立ち止まって、「本当にみんなと同じことをする必要があるだろうか?」と考える癖をつけよう。

ハルキ
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これからは労働よりもプライベートな時間が重視される世の中になる
21世紀に入り、昔の価値観が揺らぎつつある。
『労働は美徳だ』という価値観も揺らぎつつある。
今は端境期なのだ。
古い時代の考え方に逆戻りしてはいけない。
労働時間の長さがその人の価値が決まるといった考え方はすべて古い時代の考え方だ。
日付をまたいでまで働く人のことを「偉い!」と評価する時代は終わりつつある。
家庭のことを顧みず、会社に人生のすべてを捧げて生きる生き方が評価される時代は終わりつつある。
古い価値観を維持し、みなさんにそれを押しつけようとする人たちの発する言葉に耳を傾けてはいけない。
これからはますます『量より質』の世の中になってゆくと思う。
年収の大小が幸せに直結するような時代はもう終わったのだ。
これからはいかに自分らしく、楽しく、自由に、そして幸せに生きられるか?が問われる時代になってゆくと思う。
① 仕事をしている時間
② プライベートな時間
今までは①ばかりが重要視され、②は重要視されてこなかった。
①ばかりが過大評価され、②はあまりにも過小評価されてきた。
でも、これからは違う!
これからはプライベートな時間を大切にする価値観がどんどん浸透してゆくと僕は思っている。

ハルキ
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年収1,000万円超えの人の労働時間を知ってますか?
年収の高さや高価なものが必ずしも幸福につながるわけじゃないと思う。
年収1,000万円を超えるサラリーマンの人を何人も知ってるけど、その人たちの1週間の労働時間はハンパないッスよ。
また身の丈に合わないタワマンや高級車を乗り回す暮らしが、かえってその人の経済問題を悪化させる場合もある。
ノーベル経済学賞を受賞したプリンストン大学のダニエル・カールマン教授は年収780万円を超えると人間の幸福度は下がると言っている。
もちろん貧乏も困る。
やっぱり『ほどほど』がいいんじゃない?
「去年よりちょっと贅沢できる」ぐらいが丁度いいのかも。

ハルキ
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