お金に関する知識を増やすことよりも、お金に関して賢くなる方を重視すべきこれだけの理由
知識がたくさんあるということと、賢さとはまったく違うことだ!
これはお金に関する問題でも同じ。
お金に関する知識をどんなにたくさん持っていたとしても、その人がお金持ちになれるとは限らない。
実際、お金や経済に関する知識をたくさん持っている人というのは、世の中にたくさんいる。
彼らはお金や経済に関する本や雑誌を読みあさり、新しい情報にも敏感 。
自分の中に知識を集積することに余念がない。
そして、ほとんどの時間をその知識の習得に費やしている。
それでも、彼らが実際に大金持ちになれるわけではない。
彼らが知識の量を増やすことと、実際にお金を手にすることとはまったく違うものなのだ。
世の中には大富豪と呼ばれる人たちがたくさんいる。
みなさんの暮らしている街にもたくさんいることだろう。
彼らをよくよく見てほしい。
もしもお金に関する知識を膨大に有している人から順にお金持ちになってゆくというのならば、彼ら大富豪は全員、経済学者並みの知識を持ってなきゃいけないことになる!
ところがどうだろうか。
彼らはそんなに膨大なお金に関する知識を持っているだろうか?
決してそんなことはないはずだ!
でも、彼らはお金を儲けることに関しては誰にも負けない。
商売に長けている。
勘もいい。
それは知識ではない。
それは賢さだ!
『お金を儲けることに関する賢さ』だ。
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目次
経済がどのような状態のときでも儲けられるようになれ
彼らはこの資本主義社会のなかで賢くお金を動かし、それを自分に有利に働かせる術を知っている。
それは社会に出て、モマレる経験の中でひとつひとつ身につけていったものだ。
決して『お勉強』によって身につけていったものではない。
彼らは社会に出て苦労をした。
学歴もない彼らは俗に言う「いい会社」に就職することもできなかった。
だから自分でお金を儲ける方法を見つけるしかなかった。
でもそうやって苦労しているうちに、だんだんお金を儲けるセンスを磨いていった。
お金に関する知識ではなく、賢さを習得していった。
お金持ちのほとんどが自分で事業をやってる人だというのをご存じだろうか?
彼らは自分の事業を、商売を、ビジネスを、会社をやることによってお金持ちになっていったのだ。
お金に関する賢さがあれば、何も怖がることはない。
世の中がどんなに変化したとしても、臨機応変にその変化に対応し、儲けることができる。
商売人というのは実にしたたかだ。
そして、しぶとい!
世の中がインフレになろうが、デフレになろうが
円高になろうが、円安になろうが
不景気になろうが、好景気になろうが
税制がどんなに変化しようが
年金がどうなろうが
健康保険制度がどうなろうが
etc・・・
そんなことに左右されない。
どちらに振れたとしても、その時々で常にベストなポジションを取り、どっちに転んでも儲けられるようにする!
_____お金持ちたちはそうやって厳しい荒波を乗り越え、生き延びてきたのだ。
産業革命
世界大恐慌
第二次世界大戦
バブル崩壊
リーマン・ショック
etc・・・
お金持ちたちは常に賢くサヴァイヴしてきた。
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お金に関する賢さがあれば怖くない
大切なことなので、もう一度言おう。
お金に関する賢ささえあれば、何も恐れることはない
そして、お金に関する賢さとはお金に関する知識とは違う
本を読み、お勉強をし、お金に関する知識をいっぱい習得すれば、それでお金の問題が解決すると思ったら大間違いだ。
お金に関する賢さがない人は、どんなにお金や経済の知識を身につけてもお金の悩みから解放されることはないだろう。
ちょっとでも税制が変わったり、
ちょっとでもインフレになったり、
ちょっとでも景気が悪くなったりしたら、
一発で屋台骨が揺らいでしまうだろう。
そしてお金をコントロールするどころか、お金に振りまわされたまま一生を終えることになるだろう。
もしも間違いに気づいたのなら、今すぐ回れ右をして、考え方を変えた方がいい。
今ならまだ間に合うかもしれない!
ところが、これまで知識習得型でやってきた人はそれができない。
それこそ知識が邪魔をして、それまでのやり方を変えることができないのだ。
そして、知識習得型の頭でっかちの人というのは恐ろしくプライドが高い。
だから、なかなか自分の間違いを認めようとせず、その結果、同じところをグルグルとまわり続けることになる・・・
いま自分はお金に関して喜劇を迎えようとしているのか
それとも悲劇を迎えようとしているのか
そのことを冷静になって考えれば、おのずと答えは出るはずである。
問題を引き起こしたときと同じ考え方のままで、いったいどうやって問題を解決することができるだろう?
その考え方が問題が起こした諸悪の根源だというのに・・・
両親
学校の先生
友人
会社の同僚
会社の上司
ファイナンシャル・プランナー
テレビに出ていた経済学者
インフルエンサーと呼ばれている人の意見
本や雑誌に書かれてあったこと
etc・・・
人間は成長過程のなかで、いろいろなところからお金に関する情報をインプットする。
そして、多くの人は『その情報が真実だ!』と思い込む。
だからみんなで同じような考えをし、同じような行動をし、同じような結果になる・・・
でも大勢の人が賛同したからといって、それが正解だとは限らない。
もしもそれが本当に正しいのだとしたら、世の中の多くの人が大金持ちになってなきゃいけないはずだ。
こんなにもたくさんの人がお金の問題を抱えることもなかっただろう。
こんなにもたくさん人が自分の将来について不安視することもなかっただろう。
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問題が起きたときと同じ考え方をしていてはいけない
これも重要だから、もう一度言っておこう!
問題を引き起こしたときと同じ考え方をしていて、
いったいどうやって問題を解決することができるだろう?
そういう考え方をしていたから問題が起こったというのに・・・
多くの人のお金の問題を解決する方法とは、突き詰めて言うとこういうことになる____
一生懸命勉強して
いい学校に入って
いい会社に就職して
節約生活を送って
収入の範囲内で生活するようにして
定年まで真面目に勤めて
がむしゃらに働いて出世を目指して
増えた分のお金のうち半分は将来に備えて貯金をして
そのうちの半分は投資信託を買って
長期にわたって分散投資をする
etc・・・
僕はお金の問題をどうやって解決するか?ということを考える前に、まず考えなければいけないことがあると思っている。
それは『そもそも、なぜお金の問題を抱えることになったのか?』ということだ。
つまり、お金の問題はいったいどこからやってきたのか?ということだ。
そのことを考えたほうが問題を早く解決することができるだろう。
このアプローチは、禁煙クリニックなどでも用いられている療法だ。
喫煙者にいきなりタバコを吸わない方法を教えるのではなく、「そもそも、なぜタバコなんてものを吸っているのか?」ということを考えさせるのだ。
そうした方が問題の本質に目を向けることができて、早く禁煙に成功するというのだ!
お金の問題を抱えている人
「一向にお金持ちになれない・・・」と焦っている人
自分の将来に経済的な不安を抱いている人
etc・・・
もしかしたら、お金に関する考え方そのものがその問題を引き起こしているのかもしれない。
成長過程のなかで知らず知らずのうちにインプットしてしまった、そのお金の問題を解決する方法そのものを疑ってかかった方がいいだろう。
なぜなら、世の中のお金持ちたちはそのような方法でお金の問題を解決していないからだ!
よく考えてみてほしい。
ほとんどの日本人がこの方法論を採用し、実践しているのだ。
それなのに、なぜ多くの日本人はお金の問題に頭を悩ませ続けているのだろうか?
なぜいつまでたってもお金の不安から解放されないのだろうか?
僕はここに『知識』と『賢さ』の違いが存在していると思っている。
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多くの人は、賢さよりも知識の方を優先する。
賢さよりも、知識の方を選択する。
だから一向にお金の問題が解決されないのではないだろうか・・・
知識は、僕たちのポケットにキャッシュを運んできてくれない。
僕たちのポケットにキャッシュを運んできてくれるのは、賢さだ!
そのことに僕たちはそろそろそのことに気づかなければいけない。
今までと同じやり方を続けていたら、ますます自由な時間は奪われ、お上に多額の税金や社会保険料を吸い取られることになるだろう。
しかも、その税金や社会保険料は給料から問答無用に差し引かれるのだ!
『雇われの身』というのは、そういうシステムの中で生きるということを意味しているのだ。
これではいつまでたってもお金をコントロールすることはできない。
いつまでもお金に支配され、コントロールされっぱなしの人生を送ることになるだろう。
そんなことは学校では教えてはくれない。
家でも教えてはくれない。
両親も学校の先生も、「社会に出て働く」というライス・スタイルがデフォルトになっているからだ。
それ以外のオルタナティブがあるなんて夢にも思っていない。
だから自分の子どもや、自分の教え子に雇われの身になること以外の生き方を教えてあげることができない。
子供たちは無防備なまま社会に放り込まれる。
そして社会に出てからロボットのように利用され、ボロボロに傷つき、あっという間に人生を終えることになるのだ・・・
人生のほとんどの時間を『労働すること』に捧げて。
自分を儲けさせるのではなく、自分以外のヒトを儲けさせることに終始して。
会社は従業員が真面目に働いてくれると喜ぶ
住宅メーカーやマンションデベロッパーは多くの人が家やマンションを購入してくれると喜ぶ
自動車メーカーは多くの人が新車を購入してくれると喜ぶ
政府は国民がたくさん税金を納めてくれると喜ぶ
銀行は預金者がたくさんお金を貯金してくれると喜ぶ
証券会社は多くの人が口座を開設してくれると喜ぶ
ファンドマネージャーたちはたくさんの人が金融商品を購入してくれると喜ぶ
ウォール街の連中はたくさんの人が取引をしてくれると喜ぶ
etc・・・
僕たちがまわりの大人たちから吹き込まれた『理想のライフ・スタイル』ってやつは、実はみんな自分以外の人を喜ばせるものばかりなのだ。
その理想のライフ・スタイルを選択する人が増えれば増えるほど、彼らのポケットには多額のお金が転がり込んでくる。
これが社会の仕組みである!
社会がそんな風になっているなんて、親も学校の先生も教えてくれなかった・・・
なぜなら親も学校の先生も、社会がそんなふうになってるってことを知らないからだ。
我々はもっと賢くならなければいけない!
損をする側ではなく、得をする側に回らなければいけない。
ポケットからお金をどんどん奪われる側ではなく、ポケットにお金がどんどん転がり込んでくる側に回らなければいけない。
一生懸命働く側ではなく、誰かを(あるいは何かを)一生懸命働かせ、そのことによって豊かさを享受できる側に回らなければならない。
誰かのフトコロをあたためることに終始する人生ではなく、自分のフトコロをあたためることに終始する人生を送ろう!
自由な時間を奪われる人生ではなく、自由な時間を満喫できる人生を送ろう!
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