「長期投資をやればリスクが低減する」というのは本当なのか? 僕が思う長期投資の問題点

2019年4月16日

最近よく耳にする「長期投資をやればリスクが減少する」という言葉に疑問を持っていませんか?

本記事ではそんな人のために僕が考える長期投資を盲目的にやることの危険性について解説しています。

放ったらかしで資産が勝手に増えてゆくという言葉に騙されたくない人、必見です!

 

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「長期投資をやればリスクが低減する」というのは本当なのか?

アベノミクスや黒田バズーカーのおかげで日本の株価は上昇しつづけてるよね。トランプの大盤振る舞いのおかげでアメリカの株価も高止まりのままだ。こういう「我が世の春」の時代はマネー雑誌もよく売れる。そしてそういうマネー雑誌に触発された個人投資家がこぞって市場に参入してくる。

これはいつの時代も繰り返されてきた光景だよね。そして最後は必ず『大暴落によって資金のほとんどを失う、、、』というお決まりのエンディングを迎えるんだ。

 

ネットの情報やマネー雑誌に触発されて、勢いよくマーケットに参入してきた個人投資家たちは、もちろん「お金を手にしたい!」と思っていると思う。だけどその想いとは裏腹に彼らがやっていることは世の中のお金持ちたちがやってることとは180度違う。100人中2人しかお金持ちがいないのは、そういった理由からなんだよ。

 

投資や資産運用で億り人になり、実際にサラリーマンを卒業した人がみなさんのまわりにいないのも、そういった理由からなんだよ。この株高の時期にマーケットに参入してきた個人投資家のほとんどは、『投資信託を買って、長期・分散投資をする』というやり方を採用しているよね。それがいちばん簡単で、手っ取り早く、快適で、ラクで、安全で、リスクが少なく、儲かると彼らは心の底から信じているんだ。

驚くべき話だ、、、、

 

彼らは本気でそのやり方をすれば将来大きなお金を手にできると信じているんだ。なぜならマネー雑誌にそう書いてあるから。ベストセラー本にそう書いてあるから。経済アナリストがそう主張している。そしてそのやり方は(ありがたいことに)、いちばん簡単で、手っ取り早く、快適で、ラクチンだ。

今なら、NISAだとか、つみたてNISAだとか、iDeCoといった制度も充実している。だから「バスに乗り遅れてはいけない!」をスローガンに、たくさんの個人投資家たちがマーケットに参入してきているんだ。

 

これは日本だけじゃなく、アメリカでも起こってる現象だよ。インデックス・ファンドやETFは日本でも大人気だけど、アメリカでも大流行りなんだ!

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僕が思う長期投資の問題点

猫も杓子も長期投資、長期投資、長期投資、、、、のオンパレードだね! マネー雑誌を開いても、Twitterを開いても、テレビの情報番組を見ても、まるで「長期投資さえやっていれば大金持ちになれる!」と言わんばかりだ。

 

僕はそれを冷ややかな目で見ている。彼らは「投資信託を買って25年も35年も保有しつづけていれば、いずれ資産は複利の力によってスノーボール(雪だるま)のように膨らんでゆく」という妄想に取り憑かれてる。そして自分の大切な大切なお金を何十年間もテーブルの上に乗せたままにしておく。

そうすることが「リスク・ヘッジ」になり、「大きく儲けを出す方法」だと頑なに信じているです。恐ろしいことに、、、、

 

ちなみにウォーレン・バフェットはこんな言葉を残しているよ。

ポーカーをやり始めて20分たっても、まだ誰がカモかわからない人は自分がカモなのだ。

 

「過去200年間ずっと右肩上がりで上昇してきたから、これから先も右肩上がりで上昇してゆくはずだ!」という考え方は僕は危険だと思っているよ。なぜなら、物事には『万有引力の法則』というものがあるから。上がったものはいつか必ず下がるんだ。それがいつ下がるのかは誰にもわからない。でも、いつかは必ず下がる。

ずっと上がりっぱなしということはあり得ないんだ。株価が上がったということは、それは「いつかは下がる」ということを意味しているんだ。いつかは下がることがわかっている。しかもそれがいつ下がりはじめるのかはわからない。そのようなものに自分の大切なお金を預けっぱなしにしておくということがいかに危険なことであるか、、、、

 

10回サイコロを振って9回偶数が出たからといって、10回目も偶数が出るとは限らないんだよね。マーケットの動きにも「春」「夏」「秋」「冬」があるんだよね。それなのに、ずっとテーブルにお金を置きっぱなしにするということが理に適ってるという、、、、

その発想はいったいどこから来るんだろう。人間は「9回偶数が出たから、10回目に奇数が出ることはないだろう」と、どうしても思っちゃうんだよね、、、、

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ウォーレン・バフェットはずっとお金を置きっぱなしにしていたわけではない

長期投資といえば、ウォーレン・バフェットのことがよく引き合いに出されるよね。でもバフェットは1968年の株価高騰期や、1996年の株価高騰期には株式市場に積極的に投資するのをやめてるよ。

IBMやアップルといった主力銘柄を売却したこともあったよ。ずっとテーブルに置きっぱなしにしてたわけじゃない。タイミングを見計らって、きちんと売り抜けている。

 

60歳や65歳になるまで一回も手じまうことなく、ずっとお金を動かさないでテーブルの上に置きっぱなしにするということがいかに非合理的で恐ろしい判断かわかってない人が多すぎる、、、僕は近い将来、「バスに乗り遅れるな!」と言って勢いよく舞台に上がってきた個人投資家たちが悲鳴をあげる姿が目に浮かぶんだ。

「長期投資がリスクを軽減させる」という言葉を鵜呑みにしたばっかりに、彼らは大切なお金を失うことになるだろう。1回目の冬をなんとか耐え忍び、運よくふたたび春を迎えることができるかもしれない。でも老後はまだまだ先だよね。

 

2回目、3回目の極寒の冬が襲ってきたとき、彼らはようやくすべてを理解すると思う。「ずっとテーブルの上にお金を置きっぱなしにする」という行為がいかに危険なものであったかに気づくと思うよ、、、

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優秀だからといって投資で成功するわけではない

銀行員、証券マン、ファイナンシャルプランナー、ファンドマネージャー、経済アナリスト、機関投資家、個人投資家、etc・・・世の中には「お金」にたずさわる仕事をしている人たちがたくさんいるよね。こういったお金にたずさわる仕事をしている人のほとんどが高学歴の人たちだ。

 

おそらく彼らは『日本でもっとも優秀な人たち』だろう。お金にたずさわる仕事には、なぜかそういうエリートが集まってくるんだよね。「中学しか出ていない銀行員」というのは、おそらく一人もいないんじゃないかな。

でも経済史を振り返ってみると、「人類を襲ってきた金融危機の多くが、こういった頭のいい人たちによって引き起こされてきた」という事実が浮かび上がってくるんだ。これは実に興味深い話だよね。

 

普通の人は金融とか投資とか資産運用というものは、『すごくむずかしいものだ』と思っている。だから、ついつい「頭のいい人たち」を頼り、自分の大切なお金をそういった「お金のプロたち」に預けてしまうんだ。自分で運用するよりも、お金のプロたちに運用してもらった方が理に適ってるというわけ、、、、そして、彼らのアドバイスに従い、彼らの言うとおりに行動するんだ。

 

そこにあるのは、「この人たちはめちゃくちゃ頭のいい人たちなんだ」という絶対的安心感。「頭のいい人たちだから、絶対に間違えるはずはない。彼らに任せておけば、うまくいくはずだ」という絶対的信奉心。高学歴で、むずかしい資格をいっぱい持っていて、大企業に勤めているからお金の運用もうまいはずだ!というわけ。

そこには何の根拠もないんだけどね!

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あなたはカモにされていないと自信をもって言えるか?

人間というのは権威に弱いんだ。肩書きにも弱いんだ。だからカンタンに頭のいい人たちの口車に乗せられ、言葉たくみに手数料を巻き上げられてしまうんだ。そして、いざ金融危機が起こり、自分の人生が大きく狂わされることになってはじめて、自分がお金を預けた人たちが無能な集団であったことが気づくんだ、、、、

 

でも、たとてマーケットが大暴落をしたとしても、彼らはおそらく平気な顔をして出社することだろうな。彼らにとっては市場が高騰しようが、暴落しようが関係ないんだから。

なんと言っても、市場が高騰しても暴落してもどちらも信託報酬は入ってくるのだから。ずっとテーブルにお金を置きっぱなしにしてくれる人が多ければ多いほど、彼らのポケットにはたくさんの手数料が入ってくるというわけ!

 

別に金融市場がクラッシュしたからといって、自分のフトコロが痛むわけじゃないんだ。実際にフトコロを痛めるのは、実際にその商品を購入した人たちなんだ! ネットやマネー雑誌に触発されて、いま流行りの投資法に飛びついた人たちのうち、いったいどれくらいの人がその仕組みを理解しているんだろう、、、、

マネー雑誌に広告を出している企業のほとんどが証券会社や投信会社、不動産関連会社であることを知らないのだろうか。個人投資家が増えれば増えるほど税収が増えるから、金融庁は喜ぶということを知らないのだろうか。

 

この巨大なシステムをつくりあげているのはみんな「頭のいい人たち」だよね。マスコミも、政府も、投信会社や証券会社も、おまけに広告代理店も、、、、みんな「頭のいい人たち」によって運営されている。

彼らエリートがちょっと頭をひねれば、エリートとは縁もゆかりもない一般庶民から手数料や税金を巻き上げることぐらい朝メシ前なんじゃないだろうか、、、みなさんは『自分はカモにされていない』と自信を持って言えるだろうか?

 

もう一度、ウォーレン・バフェットの言葉を引かせてもらうよ。

ポーカーをやり始めて20分たっても、まだ誰がカモかわからない人は自分がカモなのだ。

 

リーマンショックの教訓はどこにも生かされてないよね。結局、人々は歴史からは何も学ばないということなんだよ、、、、

当時、リーマン・ブラザーズにはハーバードやプリンストン、スタンフォードといったアメリカのトップ・クラスの大学を出た頭のいい連中がこぞって勤めていた。「トップクラスの大学を卒業し、むずかしい資格も持ち、立派な職業に就いている彼らが間違えるはずがない!」あの頃、多くの人がそんなふうに考えて、多くの人は間違った。

 

僕は似たようなことがまた起こると思っているよ。それは頭のいい人たちによって引き起こされるんだ。そして、頭のいい人たちの言うことを盲目的に信じてしまった普通の人々によって引き起こされるんだ、、、、

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