オススメ映画『キッズ・リターン』(1996年)について

2019年3月12日

 

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映画『キッズ・リターン』解説

1994年にバイク事故を起こし、生死の淵をさまよったビートたけし(北野武)。

長いリハビリとブランクを経て復帰作に選んだのがボクシングを題材にした青春映画だった。

一部の北野組の関係者からは『ソナチネ』のような「バイオレンス路線でいくべきだ」という声も上がったらしいが、北野武は青春映画を復帰先に選んだ。

結果的にこの狙いは大成功をおさめ、この『キッズ・リターン』は北野武の代表作のひとつとなった。

海外でも高く評価され、本作をベスト・ワンに推す人もたくさんいる。

日本を代表する映画評論家、淀川長治氏が生前に大絶賛したことも話題になった。

 

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映画『キッズ・リターン』あらすじ

いつもツルんで悪さばかりしている落ちこぼれ高校生のマサル(金子賢)とシンジ(安藤政信)であったが、ある日カツアゲをしている最中にボクシングをやっている男にボコボコにされてしまう。

それ以来、マサルはボクシングに目覚めて、ボクシング・ジムに通いはじめる。

最初は単なるマサルの付き添いだったシンジも徐々にボクシングにのめり込むようになる。

マサルは次第に練習に来なくなり、ヤクザの世界に身を置くようになる。

反対にシンジはボクサーとしてメキメキと頭角をあらわしはじめる。

ヤクザの世界で厳しい現実を突きつけられるマサル。

一方のシンジの方もボクシングで「そんなに甘くない」という現実を突きつけられる。

現実に打ちのめされた二人は久しぶりに再開し、自転車を二人乗りしてかつて一緒に遊んでいた学校のグラウンドに向かう・・・・

 

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映画『キッズ・リターン』キャスト

  • ミヤワキ マサル:金子賢
  • タカギ シンジ:安藤政信
  • ハヤシ:モロ師岡
  • ジムの会長:山谷初男
  • シゲさん:重久剛一
  • 助っ人ボクサー:石井光
  • ヤクザの組長:石橋凌
  • 組の若頭:寺島進
  • カズオ:津田寛治
  • ヤクザの親分:下条正巳
  • 担任の教師:森本レオ
  • 橋田先生:芦川誠

 

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映画『キッズ・リターン』スタッフ

  • 監督・脚本:北野武
  • プロデューサー:森昌行、柘植靖司、吉田多喜男
  • 音楽監督:久石譲
  • 撮影:柳島克己
  • 美術:磯田典宏
  • 照明:高屋齋
  • 録音:堀内戦治
  • 編集:北野武、太田義則
  • 音響効果:帆苅幸雄、岡瀬晶彦
  • 助監督:清水浩
  • 衣装:岩崎文男
  • スクリプター:中田秀子
  • スチール:笹田和俊
  • 刺青:霞涼二
  • ガンエフェクト:BIGSHOT
  • MA:アオイスタジオ
  • 現像:東京現像所
  • スタジオ:日活撮影所
  • 製作協力:太田出版
  • 製作:バンダイビジュアル、オフィス北野
  • 公開:1996年7月27日(日本)
  • 上映時間:108分

 

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映画『キッズ・リターン』受賞等

  • 第6回東京スポーツ映画大賞・作品賞・監督賞
  • 第51回毎日映画コンクール・日本映画優秀賞
  • 第39回ブルーリボン賞・監督賞
  • 第18回ヨコハマ映画祭・作品賞・助演男優賞(石橋凌)・最優秀新人賞(安藤政信)・撮影賞
  • 第9回日刊スポーツ映画大賞・監督賞・新人賞(安藤政信)
  • 第21回報知映画賞・新人賞(安藤政信)
  • 第7回文化庁優秀映画作品賞・長編映画部門
  • 第6回日本映画プロフェッショナル大賞・監督賞
  • 第11回高崎映画祭・最優秀作品賞、最優秀新人男優賞(金子賢、安藤政信)

 

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映画『キッズ・リターン』を観た僕の感想(レビュー)

生死の淵をさまよった後にビートたけし(北野武)さんが復帰作に選んだのは、反抗的な高校生の青春映画だった。

どんなに過酷な現実を突きつけられても、お前らには絶対に服従しない。

最後まで徹底的にツッパってやる!

カウンターカルチャーの影響を受けた武さんらしいメッセージに感動。

 

これでもか!っていうくらいの現実を突きつけられてもなおも二人は反抗しづける。

まだ終わっちゃいねぇぞ!

ナメんじゃねぇぞ!

これはビートたけし(北野武)という人の決意表明だったのかもしれない。

 

得意のバイオレンス路線を封印してまで挑んだ本作。

主人公の二人の高校生が直面するそれぞれの現実はある意味、これ以上ないくらいバイオレンスなものだった。

 

その現実の過酷さに打ちのめされそうになる若い二人だったが、彼らは決して現実に屈しない。

そこには『大人の言うなりになってたまるか!』という意地と反骨精神がうかがえる。

 

僕はこれこそがビートたけしという人の本質だと思う。

思えば、ビートたけしも団塊の世代。

当然のことながらロックやカウンター・カルチャー、ヌーベルバーグやアメリカン・ニュー・シネマの影響を受けて育ったことだろう。

 

どんなに打ちのめされても徹底的に大人たちに反抗する。

絶対に彼らには服従しない。

 

そのスピリットは最後に交わされる二人のこの有名なセリフに集約されている。

 

「マーちゃん、俺達もう終わっちゃったのかなあ?」

「バカヤロー、まだ始まっちゃいねえよ」

 

この直後、久石譲が作り上げた見事なテーマ・ソングがリズミカルになり響く。

僕はこのラストは日本映画史上最高にカッコいい終わり方だと思っている。

 

ぜひ一度ご覧になっていただきたい!

 

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