ただただ幸せになりたいという人へ! 幸福は「こうすればこうなる」というものではない理由
先が見えない現代社会において、「どうすれば幸せになれるのかわからない」と混乱していませんか?
本記事ではそんな人のために僕が考える幸福になるとはどういうことなのかについて解説しています。

ハルキ
スポンサーリンク
目次
幸福は「こうすればこうなる」というものではない理由
余裕がなくなって、自信がなくなって、不安で押しつぶされそうになってるときって物事はうまくいかないよね。
それよりも好きなことをやって、楽しく生きて、心に余裕があるときの方が物事はスイスイうまくいったりする。
だから、まわりの目なんか気にせずに自分の好きなことやって生きればいいんだよ。
「失敗してもいい」「損してもいい」と思って、思いきって自分の好きなことをやってる人が勝ちなんだ!
それに、そうやって自分の好きなことに夢中になってる人って、意外に失敗しないものなんだよ。
かえって自分の好きなこともやらずに我慢に我慢をかさねて生きてる人の方が失敗したり、損したりするもの、、、
毎日、明るい気持ちで笑顔で過ごした方が人からも愛されるようになるし、トラブルも回避できるんだよ。
自分が楽しいと感じられることをやってるときって幸せだもんね。
幸せを感じられることやってさえいれば、たいがいのことはうまくいくものだよ!
幸福とは「こうすればこうなる」といったものではなく、ただただ自分の好きなことを追求しているうちに「気がついたらなっちゃってた!」というようなものだと思う。
一流大学に入学すれば幸せになれるというものでもないし、一流企業に就職できれば幸せになれるというものでもない、、、

ハルキ
関連記事
答えは風に吹かれている
僕は現代人たちがあまりにもお利口さんになりすぎてしまっているのではないかと思うときがあるよ。
近ごろは妙に頭でっかちな人が増えすぎてしまっているような気がする、、、、
意識だけが先行してゆくことへの危機感を僕は常に持っている。
幸福は本をたくさん読んで知識をたくさん習得すれば得られるというものでもないよね。
人生はそんなに単純なものじゃない。
ここ数年の科学の世界での大発見は、なんと言っても『カオス理論』だよね。
日本ではあまり知られていないけど、これは科学界では衝撃的な発表だったらしい。
なんと言っても、「わからない」ということがわかってしまったのだから。
「答えがないということがこの世には存在する」ということが科学的に立証されてしまったのだから。
これほど衝撃的なことってないんじゃないかな。
でも、このカオス理論というものが世の中に発表されるずっとずっと前にこのことを歌にした人物がいたんだ。
それがボブ・ディランという人だよ。
ディランの代表曲、『風に吹かれて』ではこんなふうに歌われる。
友よ、答えは風に吹かれている
答えは風の中にある
そう!
答えなんかどこにもないんだよ。
答えは風に吹かれているんだよ。
どんなに悩んでも、苦しんでも、探しても、幸せになる方法は見つからないんだよ。
人生がすべてうまくいく方法というのは見つからないんだよ。
なぜ見つからないのか?
そんなもの、最初から存在しないからだよ!

ハルキ
関連記事
https://sakamotoharuki.com/achievement_excellent/
スポンサーリンク
僕たちは不確実性の中で生きている
恋愛に関する本を100冊読んだところで、好きな人が振り向いてくれるとは限らない。
仕事に関する本を100冊読んだところで、出世するとは限らない。
投資に関する本を100冊読んだところで、投資で大儲けできるとは限らない。
わかるだろうか?
これってすべてカオス理論だよね。
すべては「わからない」ということだよね。
世界は数学ではないんだ。
1+1=2といった具合に「これとこれをこうしたら、こうなる」というものじゃない。
僕たちはそのような不確実性の中で生きているんだよ!
この認識を持って生きるって、僕はものすごく大切なことだと思ってるよ。
現代人たちはいつのまにかこの感覚を忘れてしまったんじゃないかな、、、
都市化が進み、機械化が進み、テクノロジーが進歩しすぎてしまったんだろうか??
すっかり意識ばかりが先行するような世の中になってしまった、、、、
人生は自動販売機じゃないのに、いつのまにか人間は「このボタンを押せばこういう幸福が手に入る(はずだ)」と思い込むようになってしまった。
それはとっても恐ろしいことだと僕は思うよ。
現実は決してこちらの思いどおりにはいかないんだ。
ボタンを押せばコーラが出てくるようにはいかないんだ。
想もしていなかったことが突然起こったり、想定外の出来事に遭遇したり、とにかく思い通りにいかないことだらけ。

ハルキ
関連記事
https://sakamotoharuki.com/sikou-patern/
「あらゆるものはコントロールできる」と考えるのは人間のおごり
「答えは風に吹かれている」という感覚を持っていないことは、ある意味においてとても危険なことだと僕は思ってる。
なぜならこの世はカオスだからだ!
カオスを相手に学力や知識力や情報量といったようなもので対抗しようとしてもなかなかうまくいかないはずだよ。
どんなにこちらが武装したとしても、きっと太刀打ちできないだろう。
なんと言っても、相手はカオスだからね。
コントロールすることはできないよね。
でも現代人たちはそれをうまくコントロールできるないと、強いストレスを感じる。
そのストレスが現代人たちの心やカラダにさまざまな問題を引き起こしている、、、
いま、膨大な数の人が心の病にかかっているよね。
みなさんのまわりでも、うつ病の人って結構たくさんいるでしょ?
僕のまわりにもたくさんいるよ。
なぜこんなに心を病む人が増えたんだろう。
僕はそのことと、人間が「こうすればこうなるはずだ」と考えるようになったことのあいだには何らかの因果関係があると思ってるんだ。
テクノロジーが急速に発展したことによって、人間の中に「おごり」のようなものが芽生えてしまったのではないかと。
「すべての物事をコントロールすることができるはずだ」という傲慢さが、いま、ブーメランのように現代人たちを苦しめているのではないかと。
「おかしいじゃないか!」「あれもこれもやったのに、なぜ思い通りにならないんだ!」というストレスを現代人たちは抱えながら生きている。
学校でいい成績をおさめたのに、なぜ人生がうまくいかないんだ
仕事で営業成績がトップになったのに、なぜまわりからリスペクトされないんだ
株式投資に関する本を100冊読んだのに、なぜこんなに含み損を抱えているんだ
愛してる人のことをこんなに想っているのに、どうして彼女は振り向いてくれないんだ
etc、、、、

ハルキ
関連記事
https://sakamotoharuki.com/sikou-patern/
スポンサーリンク
サラリーマンは資本主義の象徴
半世紀ほど前まで日本人のほとんどは農家だったんだ。
『勤め人』なるものが誕生したのは、ついこないだの話なんだよ。
ところが今は9割の人が勤め人だ。
だから、日本のあらゆるシステムが「勤め人的な発想」によって動くようになっちゃった。
政治も、行政も、教育もすべて、その勤め人的な発想をベースに構築されているんだ。
勤め人って、まさに『右肩上がりの資本主義の象徴そのもの』だと僕は思ってるよ!
資本主義というものがこの世に誕生して、まだ250年くらいしか経っていないんだ。
その間、ずっと右肩上がりの成長を遂げてきた。
その成長を支えたのは、言うまでもなく『会社(法人)』という存在だよ。
その会社と同時に誕生したのがその会社に雇われる『勤め人(従業員・労働者)』という存在だ。
今でいうところのサラリーマンや公務員ね。
この勤め人という人たちの歴史をたどってゆくと、あの産業革命のマンチェスターの工場労働者たちにたどり着く。
そう、あそこからすべてがはじまっているんだよ。
現代社会の原型はあそこで誕生した。
会社は従業員を雇って利潤をあげ、従業員は労働の対価として会社から給料をもらった。
こうして資本主義は発展していったんだ。
まさに、雇い⇄雇われるのシステムだよね。
この資本主義の発展は、そのままテクノロジーの発展ともリンクしている。
いわゆる『技術革新(イノベーション)』ってやつだ!
このイノベーションは蒸気機関や紡績機からはじまり、iPhoneにいたるまでさまざまな商品を生み出してきたよね。
それによって僕たちのライフ・スタイルは大きく変わった。
そうした変化は誰もが望んだことだったよね。
そういう便利な世の中の方がいい!とみんなが考えた。
資本主義が発展して、生活が便利になれば、多くの人はより幸福になれるとずっと考えられてきた。

ハルキ
関連記事
https://sakamotoharuki.com/sarary-dis/
投資信託が大流行している今の状況を見て思うこと
この文章を書いている時点でS&P500が史上最高値を更新した。
Amazonの株価も上場来高値を更新したそうだ。
資本主義はまさに今、絶頂期を迎えようとしているんだ。
人々は今、酔狂の中にいるよ。
夜な夜なパーティー(比喩的な意味でのパーティーだ)が繰り広げられ、みんな我が世の春を謳歌している。
僕はその姿を冷めた目で見ている。
とても一緒になってドンチャン騒ぎをする気にはなれないよ。
なぜならそのドンチャン騒ぎをしている足元で、深刻な事態が進行しつつあるのを肌で感じるから、、、、
それはいつか思いもかけない姿で僕たちに襲いかかってくるだろう。
でも人々はお祭り騒ぎをやめようとはしない。
マネー雑誌では相変わらず、「過去30年間にわたってS&P500は9%上昇しつづけている」とか何とか景気のいい言葉が飛び交っている。
なんでも、投資信託を毎月定額で買っておけば、複利の力で雪だるま式に資産が増えてゆくそうだ。
そして30年後には億万長者になってるとのこと。
僕はその文面に空恐ろしさのようなものを感じている。
出版社や証券会社や投資会社はビジネスのためにやってるから別に怖くもなんともないよ。
いちばん恐ろしいのはその文面をそっくりそのまま信じ込み、投資信託に群がる集団心理だ。
投資信託に群がる人々の無邪気な顔つきに、僕は「不吉な予感」のようなものを感じるんだ。

ハルキ
関連記事
https://sakamotoharuki.com/toushi-okuman/
あまり頭でっかちなお利口さんにならないように注意しよう
自然界には『エントロピー保存の法則』というものがある。
どこかで秩序が発生すると、それと同じ分だけ無秩序が発生するというやつ法則だ!
テクノロジーの発達によって確かに僕たちの生活は便利になったよ。
電車も時間ぴったりに到着するようになったし、ソファに寝っ転がりながらショッピングもできるようになった。
でも、そういう時間通りに電車が到着する世界になればなるほど、どこかで無秩序が放出されるのだとしたら、、、、
それはどこまで喜んでいいことなんだろうか。
それは、
うつ病になる人が増えていることと無関係なのだろうか。
アトピーや花粉症になる人が増えていることと無関係なのだろうか。
毎年、日本各地に被害をもたらす台風の発生と無関係なのだろうか。
人々から余裕がなくなり、なんとなくイライラしているように見えることと無関係だろうか。
etc、、、
もう真面目にひとつの会社に勤めていれば、それだけで安心して暮らせるという幸福な時代は終わってしまったんだよね。
いまはグローバル社会になり、自分が勤めてる会社がいつ倒産するかわからないような世の中になってしまった。
高度に発達した資本主義社会を生きるということは、それは別の言い方をすれば『不安と共に生きる』ということなんだよね。
どこにも安定もなければ、安心もない、、、
そういう不安や心配、怒りやフラストレーションをいっぱい抱えた大人たちから教育を受ける子供たち。
せめて子供時代だけでも、もっと自由に、気楽に、好き勝手にさせてあげてもいいんじゃない?
どっちみち彼らはいずれ社会に出ていかなければならないのだから。
すべてのことが意識化された世界にいつかは入っていかなければいけないのだから。
電車が時間通りにピタッとくる世界というのは案外、疲れる世界なのではないだろうかなぁ、、、、

ハルキ
スポンサーリンク
スポンサーリンク
↓ランキングに参加しています! よろしければ応援クリックお願いします🤗
![]() にほんブログ村 |
![]() 金融・投資ランキング |
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません