オススメ映画『3月のライオン』(2017)について

2019年3月17日

 

 

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映画『3月のライオン』解説

羽海野チカの人気コミック『3月のライオン』の実写映画化。

身寄りのない17歳の天才棋士がプロになって活躍してゆく姿を描く。

主演は神木隆之介。共演は有村架純、染谷将太、倉科カナら。

監督は『るろうに剣心』などでお馴染みの大友啓史。

 

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映画『3月のライオン』あらすじ

交通事故で家族を亡くし、ひとりぼっちになった桐山零(神木隆之介)は、父親の友人であるプロ棋士の幸田柾近(豊川悦司)の家に引き取られる。

幸田の子どもたちからいじめや嫌がらせを受けつつも幸田から将棋を習い、徐々に頭角を現しはじめる。

その後、幸田の家を離れ、一人暮らしをはじめた零はプロ棋士を目指し奮闘する日々を送る。

いろいろ面倒見てくれる心やさしい川本家と仲良くなりながら、零はどんどん強くなってゆく・・・・

 

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映画『3月のライオン』キャスト

  • 桐山零 :神木隆之介
  • 川本あかり :倉科カナ
  • 川本ひなた: 清原果耶
  • 川本モモ :新津ちせ
  • 川本相米二 :前田吟
  • 島田開 : 佐々木蔵之介
  • 二海堂晴信 :染谷将太
  • 幸田柾近:豊川悦司
  • 幸田香子: 有村架純
  • 宗谷冬司:加瀬亮
  • 柳原朔太郎 :斉木しげる
  • 後藤正宗: 伊藤英明
  • 三角龍雪 : 中村倫也
  • 安井学:甲本雅裕
  • 松本一砂 :尾上寛之
  • 山崎順慶:奥野瑛太
  • 神宮寺崇徳:岩松了
  • 林田高志:高橋一生
  • 高城めぐみ:中田青渚
  • 甘麻井戸誠二郎:伊勢谷友介

 

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映画『3月のライオン』スタッフ

  • 原作 – 羽海野チカ「3月のライオン」
  • 監督 – 大友啓史
  • 脚本 – 岩下悠子、渡部亮平、大友啓史
  • 音楽 – 菅野祐悟
  • 主題歌 – ぼくのりりっくのぼうよみ「Be Noble」(CONNECTONE)(前編)、藤原さくら「春の歌」(SPEEDSTAR RECORDS)(後編)
  • エグゼクティブプロデューサー – 豊島雅郎、上田太地、友田亮
  • プロデューサー – 谷島正之、竹内文恵、守屋圭一郎
  • 撮影 – 山本英夫(J.S.C.)
  • 配給 – 東宝、アスミック・エース
  • 製作 – 映画「3月のライオン」製作委員会
  • 公開:2017年3月18日(前編)、2017年4月22日(後編)

 

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映画『3月のライオン』を観た僕の感想(レビュー)

羽海野チカの人気コミックの実写化ということで、最初は「大丈夫かな…」と思って観はじめたのだが、こちらの不安なんて軽く吹き飛ばしてしまうくらい素晴らしい映画だった。

 

なんと言っても主人公の桐山零を演じた神木隆之介がサイコーだった!

この役は彼以外には考えられない。

 

まさにこの役をやるために神木隆之介という役者がいるかのような見事なハマり役だった。

僕のオール・タイム・ベストの作品桐島、部活やめるってよ』の前田に匹敵する素晴らしい演技だったと思う。

 

神木くんだけじゃない。

この映画の出演者たちはみんな素晴らしかった。

非常に興味深いキャラクターたちをどの役者陣も非常に演じていたと思う。

 

しかも、それぞれがそれぞれでいろんな問題を抱えていて、それが丁寧にきちんと描かれていたと思う。

 

有村架純、倉科カナ、染谷将太、佐々木蔵之介、伊勢谷友介、伊藤英明、豊川悦司、そして加瀬亮・・・

みんなそれぞれのキャラを見事に演じきっていた。

 

この映画の最大の魅力がこの見事なキャストだと僕は思う。

彼らが演じなければ、ここまでおもしろい作品にはならなかったと思う。

 

この映画の最大の見せ場は何と言っても緊迫の対局シーンだ。

一つの駒を指すだけのカットなのに、思わずこちらにも力が入ってしまう。

 

桐山零はすべての退路を断ち、さまざまな困難の乗り越えながら、ゆっくりと確実に己の将棋道を極めてゆく・・・

その成長物語を見ているだけでも非常にエキサイティングだ!

 

すべてを犠牲にして何かに没頭する姿というのは、それだけで胸を打つものがある。

ちょうど神木くんは『桐島、部活やめるってよ』でも映画に没頭する高校生を演じた。

 

「勝った」とか「負けた」とかという次元を超越し、何かに夢中になることの大切さ・・・

それは『桐島、部活やめるってよ』にも『3月のライオン』にも底通しているテーマである。

 

僕はそれこそが青春だ!と思っている。

 

対象は何だって構わない。

将棋だろうが、映画製作だろうが、野球だって何だっていいのだ。

 

とにかく自分が夢中になれるもの見つけて、無我夢中にそれに取り組むこと_____そういうことができるのも『青春』の素晴らしいところなのだ。

 

リクルート・スーツに身を包み、社会に出て、会社のために給料をもらい、そして定年するまで真面目に働き続ける・・・

ほとんどの人がそのような人生を歩むことだろう。

 

だけど『青春』だけはそんな「社会のお決まりのコース」から遠く離れていられる!

だからこそ美しいし、儚いのだ!

 

そんな風に夢中になれる期間というのは(たとえ短い間だけだったとしても)、人生において非常にかけがえのないものなのだ。

 

主題歌となっているスピッツの『春の歌』はこの映画のために書かれた歌ではない。

しかし、この映画の主題歌はこの曲以外に考えられない。

 

春は、青春の象徴だ。

桜も、青春の象徴だ。

短い期間だけしか咲いてはいないかもしれないけれど、それはとても美しく、儚く、爽やかなのだ!

 

 

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