オススメ本・マイケル・サンデル著『それをお金で買いますか 市場主義の限界』について

2019年3月17日

  • 著者  マイケル・サンデル
  • 出版社  早川書房
  • 出版日  2012/5/16

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それをお金で買いますか 市場主義の限界』とはどのような本なのか?

日本でも大人気のマイケル・サンデル教授がお金について疑義したものをまとめた本。

 

お金の問題は単なる経済的な問題だけではなく、医療、教育、政治・・・僕たちの生活に密着した「すぐそこにある問題」である。

それゆえにこのお金というものをどのように捉えたらいいのかということは非常に重要だ。

 

サンデル教授はそのお金というものに対して僕たちはどう向き合えばいいのかということについていろいろと疑問を投げかけている。

先の見えない不安な時代をサバイヴするためにもお金の問題とどのように関わっていけばいいのか一緒になって考えてみよう!

 

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著者の紹介

 

マイケル・サンデル

1953年生まれ。ハーバード大学教授。

専門は政治哲学。

ブランダイス大学を卒業後、オックスフォード大学にて博士号取得。

2002年から2005年にかけて大統領生命倫理評議会委員。

1980年代のリベラル・コミュニタリアン論争で脚光を浴びて以来、コミュニタリアニズムの代表的論者として知られる。

類稀なる疑義の名手としても著名で、中でもハーバード大学の学部科目”JUSTICE(正義)”は、延べ14,00人を超す履修者数を記録。

あまりの人気ぶりに、同大は建学以来はじめて疑義をテレビ番組として一般公開することを決定。

この番組は日本では2010年、NHK教育テレビで『ハーバード白熱教室』(全12回)として放送される。

 

かつて権勢を誇ったウォール街の金融機関が崩壊寸前に陥り、納税者負担による大規模な救済措置が必要になったことで、市場の見直しが施されるのは間違いないと思われた。

連邦準備制度理事会 FRB 議長として、いわば市場勝利主義信仰の座にあったアラン・グリーンスパンでさえ「ショックで信じられないような状態」だと認めた。

自由市場の自動修正力を信じていたのは誤りだったと思い知らされたのだ。

市場志向を誇らかに掲げるイギリスの週刊誌『エコノミスト』の表紙には半ば溶けて液体と化しつつある経済学の教科書が描かれ、「経済学のどこが間違っていたのか?」という見出しが付けられた。

至上主義の時代は悲惨な週末を迎えた。

今こそ市場信仰について道徳的に評価すべき時であり、頭を冷やして考え直す時期のはずだった。

だが、そうはならなかった。

金融市場の目を覆うばかりの失敗にもかかわらず一般に市場への信頼はほとんど失われなかった。

実のところを金融危機で信用を落としたのは銀行よりも政府だった。

2011年の調査によればアメリカが曲面する経済問題の責任が連邦政府にあると考える国民の方がウォール街の金融機関にあると考える国民よりも多くその人数には2対1以上の開きがあった。

金融危機のせいでアメリカと世界経済の大半が大恐慌以来最悪の不況に陥り、何百万もの人々が職を失ったままだ。

にもかかわらず、市場について根本から考え直す動きは起こらなかった。

それどころかアメリカで最も目立った政治的帰結はティーパーティー運動の盛り上がりだった。

この運動に見られる政府への反感と自由市場への心酔にはロナルド・レーガンも脱帽だろう。

この一文を読んだ時、僕はドキッとしてしまった。

この本が出版されたのは2012年のことだ。

あれからだいぶ時間が景気している。

 

ところがここでマイケル・サンデル教授が述べていることとそっくり同じことがこの2019年にも起こっている。

ご存知のとおり、この本が出版されてから急成長を遂げたのは『GAFA』と呼ばれる世界的なグローバル・ネット・カンパニーたちだ。

この本が出版された頃にも存在してはいたが、今ほど世界を席巻してはいなかった。

 

ところがその後、一気に世界中を覆い尽くし、独占してしまった。

そのことはアメリカをはじめとする世界じゅうの株価を押し上げる効果があったという声もある。

 

しかし、本当にGAFAは僕たちを幸せにしてくれる存在なのだろうか。

もしかしたら、GAFAをはじめとするグローバル企業たちだけがハッピーな想いをして、それを利用する人たちは不幸な目に遭うという逆転現象が起こるかもしれない。

それくらいのインパクトとパワーをGAFAは持っている。

 

サンデル教授がこの本を書き上げている頃、トランプ大統領はまだ誕生していなかった。

だけどその後、GAFAの台頭とトランプ大統領の誕生という歴史的な変化があった。

これは当時でいう、ティー・パーティーやネオ・リベの台頭と非常によく似ている。

 

一方において、ここでもサンデル教授が述べているとおり、当時ウォール街占拠運動というものがあった。

それに似たような現象も起きている。

バーニー・サンダースという人の人気ぶりである。

 

つまり姿形は違えども、あの頃とほとんど同じようなことが起こっているのだ。

そこに共通しているのは既存の政党やシステムに対する不信感である。

ここまで人々のあいだに不信感が広まってしまったら、グローバル企業の暴走を規制しようにも規制できないという状態に陥るのではないだろうか。

 

・・・・となると、僕たちはただただGAFAに代表されるようなグローバル資本主義の暴走を指をくわえて見ていることしかできないのかもしれない。

そして言うまでもなくそれは僕たちをあまり幸福にしないシナリオとなるだろう。

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