【恋は映画からも学べる!】 とっても大事なことを教えてくれるオススメの恋愛映画

2019年8月22日

映画から恋愛についても学ぶことができると僕は勝手に思っている。

ハッピー・エンドになるせよ、ツライ別れになるにせよ、映画で描かれる恋愛模様は僕たちの日常にも当てはめて考えることができるのだ。

 

そこで今回は僕がオススメする恋愛映画を特集してみた。

恋愛に悩んでる人はぜひ参考にしてもらいたい!

 

※ネタバレがありますのでご注意を!

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レボリューショナリー・ロード

 

 

1950年代のアメリカの郊外の住宅街が舞台。

明るく健全なライフ・スタイルを送る中産階級の夫婦が実は裏ではドロドロした不倫をしていたという衝撃的な内容。

しかも、それは決して映画だけの話ではなく、本当にそういう光景が繰り広げられていたというから驚きだ。

 

若い夫婦を演じるのは、あの『タイタニック』のレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレット。

『タイタニック』のようなロマンティックなストーリーを期待して観ると、とんでもないことになる!笑

この映画も『ブルー・バレンタイン』や『ゴーン・ガール』系の「夫婦で観てはいけない系の映画」に間違いなく属するだろう。

 

表面的にはどんなに幸せそうに見えても、世間的にはどんなに明るく健全な家庭のように見えたとしても実態はそうではないかもしれない。

夫も妻も裏では何を考えているか分からないし、何をしているのかも分からない。

 

素敵な家、キレイな庭、安定した職業、二人のかわいい子供たち・・・・・表面的にどんなに満たされていたとしても、それはあくまでも表面上の話なのだ。

いちばん大切なことは『心の底から満たされること』なのだ。

 

しかし、1950年代のアメリカは男尊女卑がまだ根強い時代。

男は外で仕事をし、女は家を守るもの・・・・・という古い伝統にまだまだ縛られていた。

それゆえに当時の女性たちは不満を抱え、苦しむ人も多かった。

 

この映画でケイト・ウィンスレットが演じたエイプリルは「女優になりたい!」という夢があった。

ところがレオナルド・ディカプリオ演じるフランクはそのことがさっぱり理解できない。

こんなにいい暮らしができていて、子供もいるっていうのにこれ以上何を望んでいるっていうんだ!!

 

いつしか二人の心は離れ、お互い違う方を向きはじめる・・・・

こんな風に奥さんを家に閉じ込めているご主人って今もたくさんいると思う。

そういう人はぜひこの映画を観て、改めた方がいいと思う。

手遅れになる前に・・・

 

確かに豊かな暮らしやステータスといったようなものは大事だと思う。

別に貧乏暮しをすればいいわけじゃない。

だけど、人間というのはそれだけで満足できるわけではないのだ。

素敵な家があれば、それだけでハッピーももれなく付いてくると思ったら大間違いだ。

 

奥さんにだって夢ややりたいことがあるかもしれない。

それを時代遅れの考え方で否定してしまったら、奥さんは行き場を失ってしまう。

行き場を失った女性は誰かに助けてもらいたいと思うものだ。

そうなったら幸せな家庭は崩壊してしまう・・・

 

ご主人は奥さんのやりたいことをもっと尊重してあげるべきなのだ。

奥さんは家政婦じゃない。

お掃除ロボットでもないし、保育士でもないのだ。

 

『レボリューショナリー・ロード』という映画は確かにキツイ映画だ。

夫婦関係の現実ってやつを嫌というほど見せつけられる映画だ。

だけど、いや、だからこそそこから目を背けてはいけないのだ。

 

結婚すればそれで何もかもうまくいくと思ったら大間違いなのだ。

素敵な家を買い、子供ができれば、それで何もかもハッピーになれると思ったら大間違いなのだ。

 

 

パーマネント野ばら

 

 

西原理恵子の同名人気漫画の映画化。

監督は『桐島、部活やめるってよ』や『紙の月』などでもおなじみの吉田大八監督。

主演は『Dolls ドールズ』などでおなじみの菅野美穂。

 

田舎の美容室を舞台に女性たちの恋愛を描く。

「常識的に考えればそうかもしれないけど、それって本当に正しいのか?」という吉田監督お得意の『世界が反転する瞬間』が本作でも見れる!

菅野美穂の演技が泣ける。

 

傷ついた心を直そうとすることも大切かもしれない。

だけど、それを無理に直そう・正そうとしなくてもいいのではないだろうか。

本作を観て、僕はそんなことを感じた。

 

たとえ追いかけているものが「まぼろし」だとしても、それがいったい何だというのだ?

_____これは吉田大八監督の他の作品でも共通して描かれるテーマである。

 

多くの人はそのことを「おかしい」「変だ」「狂ってる」「普通じゃない」と言うかもしれない。

しかし、そうやって本当に突き放してしまっていいのだろうか。

「おかしさ」というのは自分の中にもあるのではないだろうか。

 

いや、それどころか、その「おかしさ」をそのまま素直に受け入れることができている人の方がある意味、幸福なのではないだろうか。

吉田大八監督作品には必ず『ある一線を越えてしまった人』が登場する。

 

しかし、ある一線を越えてしまえる人というのは、ある一線を越えられない人にとってはすごく羨ましい存在なのかもしれない。

 

 

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エターナル・サンシャイン

 

 

『マルコヴィッチの穴』や『アダプテーション』といった一風変わった脚本を書くことで人気のある脚本家チャーリー・カウフマンの作品。

今回も恋人の記録を消し去るために記憶除去手術を受けるという突飛な設定が話題となった。

 

主演は『マスク』などでおなじみのコメディアン、ジム・キャリー。

相手役は『タイタニック』のケイト・ウィンスレット。

 

恋人が記憶を除去する手術を受けたことを知った男が自分も手術を受けて彼女の記憶を消そうとする。

本当に思い出まで消してしまっていいのか?

たとえうまくいかなくなってしまったとしても・・・

 

こんなジム・キャリー見たことない!

超イケメン!

もっとこういう落ち着いたカンジの役を演じてほしい。

 

あまりテンション高い役ばかりやってると、観てるこっちまで疲れてきちゃうから笑

すべての恋愛がうまくいくとは限らない。

そして、恋愛がうまくいかなくなってしまったとき、「あんな人と出会わなければ良かった」と思ってしまう気持ちはよくわかる。

 

だから、『記憶を消し去ってしまおう・・・』という発想になるのも頷ける。

しかし、もしも本当に恋人との記憶を消し去ることができるようになり、実際にそれが実現したとき、きっとすごく戸惑ってしまうような気がする。

 

確かに相手とのツライ思い出は消去できるかもしれない。

しかし、相手とのいい思い出までも消えてしまうのだ。

恋愛は悪いことばかりではないはず。

良いことだってあったはず。

 

その二人の楽しい思い出や幸せな記憶までも消し去ってしまっていいのだろうか?

この映画は恋愛のいろんなことを考えさせてくれる。

 

 

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あなた、その川を渡らないで

 

 

韓国の片田舎で仲むつまじく暮らす結婚76年目(!)を迎えた老夫婦老夫婦の姿を追ったドキュメンタリー。

低予算でつくられた作品であるにもかかわらず、興行動員数は480万人を突破し、韓国ドキュメンタリー映画史上最高の動員数を記録した。

 

この映画はぜひ結婚しているご夫婦に観てほしい作品。

観終わって僕の頭に浮かんだ言葉はまさにコレだった。

 

何でもないようなことが幸せだったと思う。

 

いつもお揃いのチマチョゴリを着て、今日もおじいさんとおばあさんは手をつないで散歩に出かける。

その姿はとても可愛らしく、ユーモラスだ。

時にロマンティックでもある。

 

二人の愛があまりにも深すぎて、観てるこっちまで圧倒されてしまうほどだ。

二人の暮らしぶりはとっても貧しい。

しかし、そんなことは二人にとってはどうでもいいことなのだ。

二人の結婚生活はもう76年目。

貧しさなんか今にはじまったことではないのだ。

 

二人にとって大切なのは、

「君が僕のそばにいてくれること」

「あなたが私のそばにいてくれること」

 

_____ただ、それだけだ。

 

しかしながら、そんな二人の何でもない幸せな日常に暗い影がヒタヒタと忍び寄ろうとしていた。

おじいさんに死期が近づいていたのだ。

もう高齢のために手術をすることもできず、座して死を待つだけのような状態になってしまう。

おばあさんは苦しそうなおじいさんの様子をただ黙って見つめることしかできない・・・・

そして、おじいさんは静かに息を引き取ってしまう。

 

映画のラストはおばあさんがおじいさんのお墓の前で号泣するシーンで終わる。

ここは映画史に残るような感動的なシーンだ。

切なく、苦しく、それでいてとてつもなく美しい・・・

 

ぜひ夫婦揃って観てほしい作品だ。

結婚とは何なのか?

恋とは?

愛とは?

いろんなことを考えさせられる映画だと思う。

豪華な家とか、高級外車とか、地位とか、肩書きとか、ステータスとか、etc・・・

そういうものは本当はどうでもいいことなのではないだろうか。

 

君が僕のそばにいてくれること

あなたが私のそばにいてくれること

 

いちばん大切なこととはそれなのではないだろうか・・・

 

 

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Dolls ドールズ

 

 

言わずと知れた北野武監督作品。

主演をつとめた西島秀俊と菅野美穂の二人はこの映画をきっかけにブレイクした。

 

北野映画の中でも真正面から『恋愛』を描いたかなり異色な作品だと思う。

離れられない運命の糸によって結ばれた3組の男女を描く。

 

どの男女にも『狂気』が宿っている。

しかし、そのどれもが美しく、悲しい・・・

恋愛をテーマをしていると言っても、あの北野武がよくありがちな「くっついた、離れた」の恋愛映画を撮るはずがない。

 

北野武は以前、『あの夏いちばん静かな海』(1991)という恋愛映画を世に送り出している。

こちらも普通の恋愛映画とはまったく違う、独特の世界観を持った作品に仕上がっている。

 

このオリジナリティー、この作家性こそが北野武の最大の魅力である。

この映画に登場する3組のカップルは、世間一般的には「まともじゃない」と定義されるような人たちである。

しかし、本当に人を愛することって、どこか狂気の領域に足を踏み入れることに近い。

 

「恋は盲目」という言葉もあるくらいだ。

心の底から恋をしている状態というのはとても「まとも」ではいられないのだ。

 

僕の人生を振り返ってみてもそう思う。

恋に燃え上がっているときというのは、確かにちょっとおかしなゾーンに入っていたような気がする。

とてもマトモじゃなかった。

 

『Dolls』で描かれるカップルは、どんどん破滅へと向かってゆく。

それは観ていて本当に痛々しくなってくる。

 

しかし、実際の恋愛も似たようなところがある。

恋愛というのは最初は燃え上がり、次第に破滅へと向かってゆくものなのかもしれない・・・