【安全とは危険の中に存在している!】 未来よりも『今』を優先させた方が幸せになれる理由
実を言うと、僕はとても心配性タイプの人間だった。特に僕の場合はいつも『未来のこと』ばかり心配していた。でもある時から、まだ起こってもいない未来のことについてあれこれ思い悩むより、今できることに集中しよう!という考えに変わった。
結果的にはこのシフト・チェンジにより、僕の人生は良い方向へ変わってゆくことになる・・・
僕は不動産投資なんてものをやっていて生計を立てている人間だ。銀行からも数億円規模の借金をしている。さらに38歳の時にはそれまで勤めていた会社を辞め、自分の会社を興した。
ある人に言わせれば、僕のそういった諸々の行動は『正気の沙汰じゃない』ということになるらしい。だから僕は誤解されている。『さぞかし豪快で、一か八かの豪快なタイプの人間なのだろう』と誤解されている。
だけど、実態はまったく違う! 自分で言うのも何だけど、僕ほど用心深い人間はいない。僕ほど臆病で、心配性な人間はいない。でもある時、僕はビクビク・オドオドして生きるのをやめた。そうやってコソコソ生きていたって、いい事なんか一つも起きないということがわかったからだ。
むしろ、そうやって生きれば生きるほど損をすることがわかった。
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人生がうまくいく人は常に余裕のあるひと
みなさんもそうではないだろうか? ちょっと自分自身の人生のことをふりかえってみてほしい。先回りして心配したり、不安に包まれている時ほどいろんなことがうまくいかない・・・そんな経験はないだろうか?
逆に、「もうどうにでもなれ!」といった具合に開き直って思いっきりやってみた方がうまくいった!! きっとそんな経験があるはずだ。
あるいは、みなさんのまわりにいる『人生がうまくいってる人』のことを思い浮かべてみてほしい。彼ら・彼女らはこっちがハラハラしてしまうくらい落ち着き、ゆったりしたタイプではないだろうか? ひと言で言ってしまえば、いろんな意味で『余裕があるタイプ』ではないだろうか?
これはもう断言して言えることなのだが、幸福な人・人生がうまくいってる人というのはどこか余裕がある。セカセカしていない。イライラしていない。「どうせうまくいく」という事があらかじめ分かっているから、ヘンに焦る必要がないのだ。
彼ら・彼女らにはこれまでの人生で積み上げきた絶対的な自信がある。成功体験がある。だから慌てなくてもいいのだ。
「うん、今回もうまくいくから大丈夫!」といった具合に、どっしりと構えていられるのだ。
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勇気を振り絞って前に進めば道は開ける
逆に不幸な人や、人生がうまくいってない人には『余裕』といったようなものがまったくない。いつもセカセカ落ち着きがなく、四六時中イライラしている。ネズミのようにあちこち駆けずり回り、落ち着きがない。そして未来のことをあれこれ心配してばかりいる・・・まさにこれ、かつての僕だ!
だから僕はみなさんにはぜひ余裕を持って生きてもらいたいと思っている! そうやって生きた方が絶対に人生はうまくいく。幸福というのは、そういう風に生きてる人のところに引き寄せられてゆくものなのだ。
そういう人の元にはなぜか幸運(ラッキー)な出来事が次々と起こる。その人は特にこれといって努力をしたわけではないのに、その人にはなぜか次から次へといい事ばかりが起こる。そういう生き方をすれば、そのような不思議なパワーのようなものも味方につけることができるのだ。
僕の妻の友人にヨガの先生をやってる人がいる。彼女は僕がここで言ってる、『典型的なうまくいってる人タイプの人』だ! いつも前向きで、いつも余裕があって、いつもニコニコしている。セカセカしたところが一切なく、いつも落ち着いていて、どっしりと構えている。心配事や不安なんかとは無縁の世界で生きているように見える。
もちろん、彼女のヨガのビジネスの方も大成功をおさめている。生徒さんもたくさん集まり、充実した毎日を送っている。彼女も僕と同じく脱サラ起業する道を選んだ。同じ道を選択した身だから、とてもよくわかる。それはかなり困難で、大変な決断だったはずだ。
彼女はそれまで勤めていた会社でも責任ある地位にいて、重要な仕事を任されていた。給料だってかなり良かった。しかし、彼女はその安定や安全を捨てた。そして不安定なビジネスの世界に飛び込んだ。
不動産とヨガ。分野はまったく違えど、僕も彼女も人生の岐路に立った。そして、そこである重要な決断をした。その決断はそんなにカンタンなことではない。
もしうまくいかなかったら・・・。もし失敗したら・・・。誰も助けてくれないし、下手したら奈落の底に落ちてしまうのだ!
それは並大抵のことではない。それは恐怖以外の何ものでもない。それでも、僕も彼女も前に進んだ。その恐怖を乗り越え、勇気をふりしぼって、一歩前に足を出したのだ。
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おっかなびっくり生きるのはもうやめよう
今にして思えば、『その一歩』がすべてだった! その一歩が僕の人生を変え、僕はその一歩によって救済された。そして、ほとんどの人は『その一歩』ができないまま人生を終えることになるのだ・・・
この年齢になってつくづく思うことがある。それは、『チャンスの扉』はいつまで開いてはいないということだ。その扉は人生のある特定の一時期だけに開く。しかし、やがて閉じてしまう。
扉が開いている瞬間を逃してしまったら、次のチャンスはなかなかやって来ない。チャンスの扉が開いている時間というのは、とても短い。その場に立ち尽くしているだけでは扉の向こうへ行くことはできない。
扉の向こうへ行くことができなければ、昨日と今日と明日は同じままだ。何も変わらないまま、人生のタイムリミットだけが少なくなってゆくだけだ・・・
未来のことを心配ばかりして、目の前にある『可能性』を見逃してしまってる人があまりにも多いような気がする。
みなさんはどうだろうか? みなさんはその罠にハマってはいないだろうか・・・? 今、やりたいことをやろう! 今、それに飛び込んでしまおう!
失敗したらどうする? うまくいかなかったらどうする? 怒られたらどうする? 笑われたらどうする? etc・・・そうやっておっかなびっくり生きるのは、もう今日でやめにしよう!
世の中の大半の人がそうやって用心深く生きていることは僕も知っている。だけど、本当にそれでいいのだろうか? 本当にそれで幸福な人生を手に入れることはできるのだろうか?
自分のやりたいことよりも、未来の心配の方を優先させてしまうなんて・・・そして、その未来の心配に負けて、自分のやりたかったことを引っ込めてしまうなんて・・・
みなさんにはぜひそんな悲しい人生を送って欲しくない。少なくとも僕はそんな悲しい人生なんて真っ平ごめんだ! 「リスクを背負いたくない!」という想いばかりが先行して、目の前にある可能性を棒に振るような真似はしたくない。
今やりたいことを我慢して、安全パイばかりを選び取るような真似はしたくない。そしてその結果、歳をとってから後悔するような人生は送りたくない。
「あぁ、あの時、思い切って飛び込んでいれば良かった・・・」と。
「あの時、思い切って飛び込んでいれば、もう少し違った人生になっていたかもしれない・・・」と。
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リスクを取れば取るほど安定が手に入る
夢を叶えるためにはやっぱり闘わなければならないのだ。闘って、それを奪い取りに行かなければならないのだ。白馬の王子さまは、いくら待ってたって来てはくれない。いくら夜空の星に祈っても、ジャンヌ・ダルクやチェ・ゲバラのような救世主は現れない。
やっぱり、自分で勝ち取りにいかないとダメなのだ! ただ黙って指をくわえて見てるだけじゃ、何も変わらないのである。虐げられ、搾取され、利用されるだけで終わってしまう。
やっぱり、リスクをおかせ! リスクの中に飛び込んでいけ! それが最良の解決策だ。その跳躍が人生を変えるのだ。リスクを取りに行くことが実はいちばんリスクを軽減させる方法なのだ!
不動産を取得するためには銀行から多額の借金をしなければならない。それは誰が考えたってリスクだろう。しかし結果的にそのリスクが僕を素晴らしい場所に運んできてくれたのだ。
僕は『リスク』のおかげで夢を実現させることができた。もしもリスクを取りに行かなかったら、僕は自分の人生に変化をもたらすことはできなかっただろう。
銀行から借金をしたことによって、僕はいくつかの賃貸物件を手に入れることができた。その賃貸物件は僕に毎月、家賃収入をもたらしてくれている。僕は銀行から多額の借金をしたけれど、その借金は実質的には僕が払っているわけではない。僕の物件に入居してくれてる入居者のみなさんが払ってくれている。
アパート・ローンというのは、住宅ローンとは違う。住宅ローンは、勤労所得の中から払わなければならないものだ。それに対して、アパート・ローンは不労所得の中から支払われる。僕が払わなくても、入居者のみなさんが僕の代わりに借金を返済してくれているのだ。
そのシステムのおかげで僕の借金の返済はどんどん進んでゆく。月日が経てば経つほど残高は減ってゆく。残高が減れば減るほど、僕の資産は膨らんでゆく。資産が膨らめば膨らむほど、僕はどんどんお金持ちになってゆく。
つまり、こういうことだ。僕は自分のお金を一銭も使わず、資産を増やしている! こんな魔法みたいなことができるのも、元はと言えば僕が『リスク』というものを引き受けたからだ。積極的にリスクを取りに行くことを『決断』したからだ。
「とんち」みたいな話だ。リスクを取りにいったことによって、僕は安定を手に入れたのだ。『安全』は、なんと『危険』のなかに存在していたのである!
リスクを背負うことがそんなに嫌いなのだとしたら、逆にリスクを取りにいけばいい。積極的にリスクを取りに行き、リスクの中に飛び込めば、リスクは軽減される。
逆にリスクを怖がれば怖がるほど、危険に遭遇する確率は高くなる。「いちばん安全に見えるもの」が実はいちばん危険なのだ。「いちばん危険に見えるもの」が実はいちばん安全なのだ。
このことを表すのにぴったりな言葉がある。虎穴に入らずんば虎子を得ず。多くの人はこの『パラドックス』に気づくことがないまま、一生を終える。
それは未来の不安のために今を犠牲にした結果なのだ・・・
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