不動産投資で経済的自由を確立して北海道でセミリタイア生活を送る大家のブログ

サカモトハルキの『僕はこう思う』

サカモトハルキ(映画好き大家さん)。
北海道で5棟74部屋+月極などの大家さんやってる40代ブロガー。
会社経営者。
不動産会社勤務を経て、38歳で経済的自由を確立 。セミリタイア生活へ。
2011年より法人化(法人8期目)
ブログでは「お金」「不動産投資」「人間関係」「教育」などを中心に発信中。
映画と音楽が大好き!
家族と猫とのんびり自由に生きてる小学生男子2人のパパさんです。
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オススメ映画『羊の木』(2017)について

2018/11/02
 
この記事を書いている人 - WRITER -
サカモトハルキ
北海道で5棟74室+月極Pの大家さんやってます。会社経営者。不動産会社勤務を経て38歳で経済的自由を確立。セミリタイア生活へ。2010年12月より法人化(8期目)。ブログでは「お金」「不動産投資」「人生哲学」をテーマに発信中。映画大好き!奥さん&中1小4男子(あと猫も)とのんびり自由に暮らしてまーす。
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『羊の木』解説

山上たつひこと、いがらしみきおによる漫画を『桐島、部活やめるってよ』や『紙の月』などでおなじみの吉田大八がメガホンを取った話題作。

殺人歴のある元受刑者たちを過疎に苦しむ町が受け入れ、人口減少問題を解決するという架空の国家プロジェクトを描く。

不気味な地元の祭り「どろろ」や、一筋縄ではいかないそれぞれの元受刑者たちのキャラクターなど目が離せない要素が満載だ。

「受け入れる/受け入れない」という視点はトランプ大統領の移民政策や排他的な空気がただよう世界情勢を反映させているということでも話題になった。

 

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映画『羊の木』あらすじ

人口流出問題に悩む架空の港町。

市の職員である月末(錦戸亮)は上司から内密にとんでもない国家プロジェクトの話を聞かされ、その担当者に任命される。

それは元受刑者たちを内密に受け入れ、町に溶け込ませるという内容のものだった。

港町・魚深市に男女6人がやってくる。

しかし、どの元受刑者たちも一筋縄ではいかない一癖も二癖もある連中ばかり。

果たして町の人々は彼らを受け入れることができるのか。

そうこうしている間に、町で殺人事件が起こる・・・

 

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映画『羊の木』キャスト

  • 月末一:錦戸亮
  • 石田文:木村文乃
  • 杉山勝志:北村一輝
  • 太田理江子:優香
  • 栗本清美:市川実日子
  • 福元宏喜:水澤紳吾
  • 大野克美:田中泯
  • 宮腰一郎:松田龍平
  • 雨森辰夫:中村有志
  • 内藤朝子:安藤玉恵
  • 田代翔太:細田善彦
  • 月末亮介:北見敏之
  • 須藤勇雄:松尾諭
  • 志村妙子:山口美也子
  • 神崎良作:鈴木晋介
  • 目黒厚:深水三章

 

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映画『羊の木』スタッフ

  • 原作:山上たつひこ、いがらしみきお「羊の木」(講談社イブニング#イブニングKC刊)
  • 監督:吉田大八
  • 脚本:香川まさひと
  • 音楽:山口龍夫
  • 主題歌:ニック・ケイヴ・アンド・ザ・バッド・シーズ「DEATH IS NOT THE END」
  • 製作:長澤修一、太田哲夫、藤島ジュリーK.、中村家久、水野道訓、小佐野保、髙橋誠、吉羽治、岩村卓、牧田英之、荒波修
  • エグゼクティブプロデューサー:豊島雅郎、福田一平
  • プロデューサー:井手陽子
  • アソシエイトプロデューサー:青村麻実、橋本竜太
  • 撮影:芦澤明子
  • 照明:永田英則、志村昭裕
  • 編集:佐藤崇
  • 配給・制作:アスミック・エース
  • 製作:『羊の木』製作委員会
  • 公開:2018年2月3日
  • 上映時間:126分

 

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映画『羊の木』を観た僕の感想(レビュー)

あの『桐島、部活やめるってよ』や『紙の月』などでおなじみの吉田大八監督作品。

今や日本で最も重要な映画監督の一人と言ってもいい吉田監督だけに、期待度100%で観た!

 

見終わった感想は、「さすが吉田大八監督!」といった感じの実に深い深い映画だった。

 

いつものことながら登場人物たちはどれも一筋縄ではいかない癖のある人物ばかり。

そしてその癖のあるキャラを描く視点も決して一方向からは描いていない。

 

単なる(そして、よくある)『元受刑者たちの立ち直り物語』に終わらせないところはサスガと言わざるを得なかった。

 

どの役者の演技も素晴らしいのだが、僕は個人的には錦戸亮の普通の若手地方公務員ぶりが特に素晴らしいと思った。

こういう地方公務員は本当にいそうだ。

観客にそのように思わせるというのは並大抵のことではないはずだ。

 

「普通」を演じることはきっととても難しかったはずだ。

 

日本映画には『誰が犯人か?』といったようなサスペンス映画がたくさんある。

『羊の木』もそういった要素はもちろん含まれているのだが、そこは吉田大八監督。

よくあるお決まりのパターンの映画をつくるはずがない!

 

また、元犯罪者や元受刑者を描いた映画も日本映画には結構ある。

だが、そのパターンも踏襲してはいない。

 

さらにこういった社会派サスペンスものによくありがちなドラマ性や、登場人物たちの心の叫び系も極力排除している。

 

その演出がかえって(松田龍平を筆頭に)「本当のところは何を考えてるかわからない」という緊迫感を観客に与える。

そして物語は意外に淡々と進んでゆく。

 

こういったタイプのは映画でよくありがちな雄叫びのシーンなんかもまったくない。

泣き叫んだり、感情を外に出して大声を張り上げたりすればいい映画ってわけじゃない!

 

この映画の最大のポイントは、何と言ってもどこかユーモラスで、それでいて不気味な『のろろ』という地元のお祭りだろう。

白装束でたいまつをかざして街を練り歩く姿は、明らかにアメリカのあの集団のメタファーだ!

 

あの集団に属している人たちも本人たちはいたって真剣なのだ。

真剣に正義を振りかざしている。

 

ところがその真剣さや真面目さがとんでもない悲劇を生み出し、狂気の領域へと突入してゆく・・・

 

『のろろ』というお祭り、そしてそこで祀られる神様はその人間の光の闇の部分を象徴しているのかもしれない。

善と悪は表裏一体というわけだ!

 

僕は個人的にこのお祭りの練り歩きの最中に、北村一輝が取る行動にとてもシンパシーを感じた。

彼は「こんなもんやってられっか!」といった具合に列からはみ出し、みんなと違う方向に向かって歩き始めてしまう。

 

そういう感覚って僕はとても大事だと思っている。

 

太平洋戦争に突っ込んで行ったとき、あるいはバブル経済に浮かれていたとき、etc・・・

ある一方向に向かってみんなで突き進もうとするとき、日本人はまわりが見えなくなってしまうことがある。

 

その結果とんでもない悲劇を引き起こし、集団で狂気の領域に足を踏み入れてしまうのだ。

それはまさにアメリカの KKK や、オウム真理教などで繰り返されてきた集団心理の恐怖だ。

 

そういった全体主義に反旗を翻し、みんなとは違う方向に歩き始めようとするセンスはとても大事なことである。

そして今の時代、そういうセンスが求められているような気がする。

 

日本は人口減少社会に突入している。

この映画の舞台の街も過疎に苦しんでいるという設定になっている。

 

人口減少を食い止めるためには、移民という難題が絡んでくることになる。

 

さて、「これまでとは違うもの」「異質なもの」が僕たちの日常に放り込まれたとき、僕たちはどうするだろうか?

それを受け入れるだろうか。

それともトランプのように、それを排斥する方向へ舵を切るだろうか。

 

もしかしたらこの映画全体が現代社会のメタファーなのかもしれない。

 

“昔からそうしてるから”

“みんながそうしてるから”

“守らないといけない・・・”

 

僕はこの映画の中で最も印象に残ったセリフだ。

こういった感覚は日本人特有のものだ。

 

日本人は特に全体主義に傾倒していく傾向がある。

それは日本人の美徳かもしれないが、ある意味においてはとても恐ろしいことでもある。

 

例えば『勤勉さ』というのは、日本人全員の共通のアイデンティティになっている。

でもその勤勉さや真面目さをあまりにも重視しすぎるがために、『正解以外は全部バツ』といったような極端なイズムに傾倒してはいないだろうか?

 

僕はこの映画の重要なテーマの一つがこれだと思っている。

 

日本人には明らかに自分たちのルールから外れた異質なものをシャットアウトしようとする強い側面がある。

 

「みんなが正しいと言っているものが本当に正しいのか??」

という問いかけ。

 

これは吉田大八作品に共通するテーマだ!

 

そういえばこの映画の中で錦戸亮と木村文乃が結成したバンドがMy bloody valentineみたいなめちゃくちゃセンスのいい音楽やってて驚いた!

だいたい日本映画に出てくるバンドの音楽はダサいものが多いんだけど、この映画は違っていた。

ちゃんとカッコよかった!

 

マイブラっていま考えてみたら、めちゃくちゃカッコよかったよな〜

 

 

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