子どもたちに社会の現実を教えるのは良くないこと?

2019年4月5日

大きくなったら何になりたい? 子どもたちはまわりの大人たちから何度もこの質問をされる。その質問にに対して、子どもたちは答える。警察官、学校の先生、お医者さん、パイロット、etc・・・子どもたちの口からは、多種多様な答えが出てくる。

高校生くらいになってくると、「公務員」と答える子も出てくる。実にバラエティー豊かで微笑ましい限りだ。

 

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会社から給料をもらうためにはいくつかの代償を払わなければならない

ただ、これらの答えに共通していることがひとつだけある。そこがどうも僕は引っかかる・・・どれも『勤め人だ』ということだ。子どもたちが答えているのは、どれもどこかの会社なり官庁なりからお給料をもらう職種ばかりだ。それらは「自分で収入を生み出す仕事」ではない。

 

給料をもらうためには、いくつかの代償を払わなければならない。満員電車、サービス残業、休日出勤、転勤、接待、ノルマ、職場の人間関係、リストラ、etc・・・それらの代償を支払う代わりに「お給料」を受け取る。勤め人になるということはそういうことなのだ。

大きくなったら何になりたい?」という質問に対して無邪気に答える子どもたちはもちろんそんなことは知らない。親たちも一瞬、頭をよぎるかもしれないが、それ以上、深くは考えない。そして、そのことをいちいち子どもたちに説明したりしない。

 

『現実』というものは小さい子には教えてあげてはいけないことになっているのだ。そんなことを教えて、子どもたちの夢を壊していけない。多くの親はそう考える。

本当は公務員になることにも、学校の先生になることにも、医者や弁護士になることにもリスクはあるという、もう一つの現実は『なかったこと』になっている。そんなことよりも安定した給料、年2回支給されるボーナス、しっかりとした福利厚生、そして、役職___の方が大事なのだ。

 

社会に出てからのことは社会に出てから考えればいいさ

やがて現実というものにぶち当たることになるが、それは今、教える必要はない

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もう政府や会社には依存できない

さて、本当にそれでいいのだろうか? 社会は大きく変わった。それにつれて、会社の方も大きく変わった。今の会社はむかしの会社とかなり違う。グローバル化の荒波のなかで生き残るために会社の方も必死だ。もう以前のように社員の面倒を見る余裕はなくなった。

 

ライバルの会社、他国の会社に競り勝つためにはコストを削減し、会社の業績を良くしなければいけない。会社にとっていちばんのコストは何と言っても「人件費」だ。だからリストラもやる、ボーナスカットもやる、年金プランも、「給付型」から「確定拠出型」にシフトする・・・そうすることによって会社はそれまでかけていたコストを大幅に削減することができ、会社の業績は良くなる。

 

内部留保も貯まる。その貯まったお金で「自社株買い」をすれば、さらに株価もUPする。今の会社はどんどん変化していっている。企業と従業員の関係は昔とはだいぶ違うものになってしまっているのだ。僕たちはその現実をしっかりと直視しなくてはならない。

僕たちは自分たちの未来を、自分たちの老後を自分たちの力で何とかしなくてはならないのだ。もう政府や会社に依存できないのだ!

さて、あなたは自分自身の老後についてどのくらい真剣に考えているだろうか?

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激しい変化の波にどう対応する?

国から支給される年金だけでは到底生活してゆくことができない。確定拠出年金に切り替えて、資産運用がうまくいけばいい。だが、本当にうまくいくのだろうか? 本当に自分が期待する利回りを確保することができるのだろうか?

かと言って、貯金をすること躍起になったところでインフレになって円の価値が下がりでもしたら、それまでの貯金がすべて水の泡になってしまうかもしれない。僕たちはそういう激しい時代の変化の波にさらされているのだ。今まで通用していたことがこれからも通用すると思ったら大間違いなのだ。

 

僕は僕なりにアタマを使って将来に備えているつもりだ。僕の場合は『不動産』というものを利用することで嵐に備えようと思っている。でも僕はまわりを見ていて、ときどきすごく心配になる。どうひいき目に見ても、僕のまわりにいる人たちが自分の将来に向けてきちんと準備しているようには到底、見えないからだ。

 

彼らは会社に身も心も捧げて、真面目に働いて、貯金をするという古い考えから未だに抜け出せないでいる。アベノミクスの影響で好景気が続いているので、ますますその考えに固執してしまっている。僕はすごく心配だ。もう間もなく大嵐がやってくるというのに、彼らはあまりにも無防備すぎる・・・

まあ、大丈夫だろう」という、何の根拠もない自信だけが彼らを支えている。僕の心配が「取り越し苦労」で終わることを僕は祈っている。でも、もし本当に嵐がやってきた時、何の備えもしていない彼らはきっとその嵐に巻き込まれて、とんでもない目に遭うはずだ。

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大きくなったら何になりたい?

年金だってどうなるかわからない。健康保険制度だってどうなるかわからない。そもそも彼らの勤めている会社が存在しているかどうかわからない。僕たちはそんなものすごい時代に生きているのだ。

 

子どもたちにお金のことについて教えるのは下品なことだ

子どもたちに現実を見せるのは、子どもたちの夢をつぶす行為だ

そんな空気が支配的なこの国が本当にこれからやってくる荒波を乗り越えてゆくことができるのだろうか? 収入を得る方法は実は無限にあるのだ。選択肢だって無限にあるのだ。それに伴って可能性だっていっぱいあるのだ。

 

ただ、そのことを子どもたちは知らないのだ。まわりの大人たちが教えてあげないからだ。子どもたちはアンケートなどでは「この国には希望がない」と答える。それは彼らが悪いんじゃない。僕たち大人が悪いのだ。

もう今までのやり方は通用しない」ということを認めず、旧態依然としたやり方を推し進めることしかしてこなかった僕たち大人が悪いのだ。

 

いい大学に行って、いい会社に就職して、定年まで真面目に勤め上げる。人生とはこれだけじゃないはずだ。たとえ、この生き方から外れたとしても、いくらでも幸せになれるし、いくらでも挽回できる。そのことを子どもたちに提示することができていないから、子どもたちは希望が持てないのだ。

大きくなったら何になりたい?」。この質問を真剣に考えなければならないのは子どもたちではなくて、我々、大人なのかもしれない。

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