【年収を上げる努力はするな!】 なぜ法人には税制上の優遇措置がこんなにいっぱいあるのか?
年収を上げる努力をして一生懸命働いても、税金や社会保険料の負担が増えるだけという現状に疑問を抱いていませんか?
本記事ではそんな人のために個人よりも法人に移行することによって税金優遇措置を受けることができるということを解説しています。
法人成りに興味のある人、必見です!
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目次
年収を上げる努力はするな!
マンガ『ドラゴン桜』の冒頭の有名なセリフは、ぜひとも胸に刻んでおいてもらいたいセリフのひとつだ。
社会にはルールがある。
そしてその社会のルールってやつはみんな「頭のいいやつ」がつくってる。
それはつまり、どういうことか?
そのルールってやつは、すべて頭のいいやつに都合のいいようにつくられてるってことだ!
これほど重要な言葉は他にない。そして、これほど社会というものを的確に言いあらわした言葉もない。
多くの人は、『年収が高い人=金持ち』だと思っている。しかし、それは違う。本当のお金持ちになりたかったら、『年収』を追い求めてはいけない!
逆に年収の高い人は、税金や社会保険料、その他その他その他、etc・・・の負担がどんどん重くなり、いつまで経ってもラクになれない。
つまり、年収の高さを追い求めて懸命に働けば働くほど、損をするということだ。「頭のいい人たち」はそれを狙っている。年収を上げる努力をすればするほど彼らの術中にハマってゆくよ!
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世の中をナメきった甘ちゃんのままでは何をやってもうまくいかない
春の訪れとともに、今年も日本各地で入社式が行われた。今からおよそ20年ほど前、僕も入社式に出席し、晴れて社会人になった。あれからいろんなことがあった・・・
今、僕はサラリーマンを卒業し、会社経営者兼個人投資家になった。2010年の暮れには法人化し、僕は会社に雇われる側ではなく、雇う側になった。(まあ、実際的にはうちの会社には僕以外に社員はいないのだが・・・)
新入社員として勤めはじめた頃、僕は右も左も分からなかった。「学生気分が抜けない」という言い方があるけど、僕はまさにそれだった。
会社精神なんてこれっぽっちもなかった。仕事に対するモチベーションなんてこれっぽちもなかった。完全に世の中をナメきっていた。生意気だった。そういうナメた新入社員は厳しい洗礼を受けることになる。
僕も人一倍、厳しい目に遭った。徹底的に鍛えられ、僕はそこではじめて『自分がいかに甘ちゃんであったか』『自分がいかにナメきっていたか』を痛感することになった。
それはいわゆる『通過儀礼』ってやつだった。そのイニシエーションのおかげで、僕はいろんなことを学ぶことができた。社会のこと、会社のこと、仕事のこと、お金のこと、経済のこと、そして自分自身のこと、etc・・・
それはそれで良かったと思っている。ツライことも多かったが、その修行のおかげで僕は世の中についてたくさん学ぶことができた。あのまま何も知らないまま過ごしていたら、僕はこんな風に不動産投資家として成功できていなかったと思う。
やっぱり世の中のことを知っていなければ何をやってもうまくいかないものだ。社会について学ぶことは、人生を好転させるためにはどうしても必要なことなのだ。
フレッシャーズのみなさんは、これから社会の洗礼を受けることになるだろう。みなさんのまわりにいる上司は、きっとみなさんが想像しているよりも厳しくみなさんを指導するはずだ。それはイニシエーションなのだ。通過儀礼なのだ。
そこを通り抜けなければ、成長することはできない。それはみなさんの人生にとって良いことなのだ。世の中ナメきった甘ちゃんのままでは、やっぱり何をやってもうまくいかないだろう。
そこは社会を勉強するための『学校』なのだ。みなさんはそこで世の中について学ぶんだよね。
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お金持ちは「法人」という不思議なものを使って節税している
ただ、そこが学校であるのだとしたら、いつかはそこを卒業しなければいけない。僕は38歳のときに卒業をした。ずっと雇われの身(サラリーマン)であるということは、みなさんにとってあまりハッピーなことではないかもしれない。
これからの時代はますますそうだ。
『税金』という切り口からみても、サラリーマンの世界にとどまり続けるという選択はあまり賢い選択ではない。みなさんはご存知ないかもしれないが、最も高い税金を納税するのはサラリーマンという立場の人たちなのだ。
僕は社会人になって数年が経過した頃、このことに気づいた。そして大変に驚いた。「なんで、こんなことになっているのか・・・?」と心の底から疑問に思った。
でもどんなに調べても調べても、なぜそうなっているのかについては自分では解明することができなかった。『世の中の仕組み(システム)がそうなってるから』と言う以外に何もわからなかった。
それが「会社に勤める」ということなのかもしれない。それが「資本主義の世の中で生きる」というものなのかもしれない。
みなさんはきっとそんなこと今まで一度も考えたこともないだろう。学校の先生も、みなさんのご両親も、サラリーマンが最も高い税金を払うことになるなんてことについて言及したことは一度もなかっただろう。
もしかしたら、学校の先生も、みなさんのご両親も、日本の税制がそんなことになってることさえ未だに知らないかもしれない。実は自分らが自分たちを雇ってる存在よりも高い税金を払わされ続けているなんて、夢にも思っていないかもしれない。
だからみなさんがこのことについて知らなくても、ちっとも不思議ではないのだ。みなさんはこれから会社に雇われる存在になる。会社というのは別名『法人』という。この法人という存在も税金を払っている。法人税という税金だ。
この法人税ってやつは、みなさんが払っている所得税とはまったく異なるものだ。そしてお金持ちの多くは、この法人という不思議な存在を上手に使って税率を低く抑えることに成功している。
だから会社を経営している人はどんどんお金持ちになってゆくんだよね。
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個人よりも法人の方が有利な税制になっている
どんなに稼いでも、税金という形で大半を持っていかれてしまっていては、いつまで経ってもお金持ちにはなれない。お金持ちはそのことをよく知っている。だから彼らは税制上いちばん有利な場所に行こうとする。
税制上いちばん有利な場所とは『法人』である。ちなみに税制上いちばん不利な場所は『個人』だ。「個人のままでいる」という選択は、税制上もっとも不利な場所にとどまり続けるということを意味しているのだ。
フレッシャーズのみなさんには申し訳ないが、みなさんがこれから進もうとしている場所は税制上もっとも不利な場所だ。サラリーマンも、公務員も、個人事業主も、税金という切り口からみればあまりハッピーとは言えない位置なのだ。
みなさんの初任給は、いったい幾らだろう? みなさんは会社からいったい幾らの給料とボーナスをもらうことだろう? みなさんの直属の上司の年収は幾らだろう?
サラリーマンでも、公務員でも、高い年収の人はいる。個人事業主にも高い年収の人はいる。お医者さん、弁護士、成功しているラーメン屋の店主やイラストレーター、うまくいってるアフィリエイター、etc・・・みんな年収は恐ろしいくらいに高い!
『年収の高さ』だけで見れば、彼らは完全に人生の勝ち組だ。だが、彼らはその高い収入に比例する形で、恐ろしく高い税金を収めている。
所得税は累進課税になっている。累進課税ということは所得が高ければ高いほど税率も高くなるということだ。つまり、『個人』という位置にいる限り、稼げば稼ぐほどたくさん税金を納めなければいけないということだ。
それに対して、法人税は一律課税だ。一律課税ということは累進課税ではないということだ。ざっくり言うと、これは「稼ぎの大小にかかわらず、税率は同じ」ということだ。年商1,000万円の会社も、年収1,000億円の会社も法人税の税率自体は同じということだ。
これがいかにスゴいことか、これから社会人になる人はまだピンと来ないかもしれない。「自分には関係のない世界の話だ・・・」と思う人も大勢いるだろう。だが、そうではないのだ。
このことを知ってるかどうかによって、みなさんの人生は大きく変わるかもしれないんだよ!
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本当にいい思いをするのは従業員ではなく、会社の方
みなさんは毎月25日になれば会社から給料ももらう。そこで「給料明細」というものを手にするだろう。そこに書かれている内容をじっくりと観察してみよう。
給料明細とはこの世の中でもっとも重要な書類のひとつだ。その一枚の紙切れから、社会のさまざま仕組みを学ぶことができる。
給料明細にしっかりと目を通せば、誰だって問答無用に引かれている税金や社会保険料について考えてしまうことだろう。そして、それと同時にみなさんに給料を払った存在(=つまりみなさんが勤めている会社)について想いをめぐられせてしまうだろう。
彼らも税金を払っている。だが、それはみなさんが払っている税金とはまったく違うものだ。そして(残念ながら)、税制上有利なのはみなさんの方ではなく、みなさんが勤めている会社の方なのだ。
本当にいい思いをするのは従業員の方でなく、会社の方なのだ。みなさんはそのことをしっかりと胸に刻んでおかなければならない。そして、いつかみなさんが(僕と同様に)、税制上有利な方に旅立つことを期待している。
不利な場所にとどまっていてはいけない。ずっとその場所にとどまっていたら、いつまで経っても浮上することはできないだろう。
「浮上しなくてもいい」「栄光を手に入れなくてもいい」「夢を実現しなくてもいい」「ハッピーになれなくてもいい」と言うのなら話は別だ。ずっとその場にい続ければいい。
でも僕はフレッシャーズのみなさんの中にも必ず『骨のあるヤツ』がいると信じている。
僕は38歳の時にサラリーマンを卒業して本当に良かったと思っている。あのままサラリーマンをしていたら、どんなに給料が増えたところで税金で持っていかれてハイ、終わり・・・ということになっていたはずだ。
1年間のうち何ヶ月も税金のためにタダ働きしたことになっていただろう。そんなことしていたら、いつまで経ってもお金持ちになんかなれっこない!
僕はそのカラクリに気づくことができた。そしてそのシステムは老若男女を問わず、日本人のほとんどを洗脳することに成功していることにも同時に気づいたよ。
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みなさんも『法人』になることができる
親も学校の先生も、いい大学に行って、いい会社に就職して、定年まで真面目に勤め上げ、老後は年金をもらって生活をすることが正しい生き方だと信じて疑わなかった。
その生涯賃金のうちの半分近くを実は税金と社会保険料を払うことに費やされてるなんて、誰も僕たちに教えてくれなかった。親も、学校の先生も、会社の上司や同僚も、世の中がそんなふうになってることを知らないまま毎日を忙しく過ごしていた。
『個人』という枠組みの中にとどまっている以上、1年間の所得のほとんどを税金や社会保険料に取られてしまう・・・それが嫌だったら、個人という枠組みから一歩外へ飛び出してゆくしかない。
その問題は自分が法人という存在になりさえすれば解決できる!
法人は税制上もっとも有利だ。さまざまな税の優遇措置が用意されている。それらの優遇措置は個人では用いることのできないものだ。そして世界じゅうのお金持ちたちは、この優遇措置を使ってますますお金持ちになっている。
法人という不思議な存在を自分に有利に働かせることによって、ますます金持ちになっているのだ!
だが、個人の枠組みから離れて法人の世界へ旅立つ人はほとんどいない。それはまわりにいる人たちと正反対の道を進むことになるからだ。孤独な道だ・・・それは親や学校の先生たち推奨する生き方ではない。それはここ日本において昔から「あまり褒められたことではない」と言われてきたことだ。
みなさんのうち、いったい何人が僕のいる世界へ旅立つことになるだろうか? もしもこっちの世界で会う機会があったら、そのときはよろしく!!
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