【Don’t Trust Over Thirty(30歳以上の言うことを信じるな!)】僕が今、若者たちへ言っておきたいコト
このブログを読んでくれてる人の中に学生さんが何人いるかわからない。
もしいらっしゃるのならこれから僕が書くことに抵抗感を抱く人がいるかもしれない。
なぜなら僕がこれから書くことは皆さんがまわりの大人たちから教わってきたことと真逆のことだからだ。
これから僕は『教育』についての話をする。
しかし僕が言ってる教育というのはおそらく皆さんが思ってる教育とはまったく違うものだ。
世間一般で言われている教育というのは、いわゆる学校の中で行われている教育のことだ。
僕が言ってる教育とはそういうものではない。
もちろんそういった学校の中の教育も大切だ。
いい大学に行って、いい会社に就職する人生もいいだろう。
さらに勉強して難しい試験をパスし、医者や弁護士、公認会計士といった職業に就く人生もいい。
僕はそういう道へ進むことは全然、悪くないと思っている。
僕の友達にもそういう道に進んだ人は何人もいる。
ただ人生の先輩として(単なるおじさんとしてでもいいけど)皆さんにわかっておいてもらいたいことが一つだけある。
それは、『世の中にはたくさん選択肢がある』ということだ。
学校の成績が良かった人が進むお決まりのコースだけが人生ではないのだ。
それ以外にも道はいっぱいあるのだ。
目次
大人たちは広い視野で世界を眺めることができない
学生の皆さんにはもっと大きな視野で世の中を眺めてみてもらいたい。
これはとてもとても重要なことだ。
大きな視野で世の中を見ることができなければ、下手をすると人生が終了する可能性すらある。
ちょっとだけ『ワクの外』に目を移せばいいだけなのに、それを怠ったがために人生を棒に振る人もいる。
社会に出るのを拒み、部屋から出てこれなくなる人もいる。
生きる気力を失い、心を病む人もいる。
できることならば僕は皆さんにそういう人生は送ってほしくない。
実はそれはそれほど難しいことではないのだ。
ほんのちょっとだけ視点を変えるだけのことなのだ。
たったそれだけのことをしただけで、人生は随分と違うものになる。
ところが、たったそれだけのことができない人がたくさんいるのだ。
なぜ、できないのか?
それは、まわりの大人たちが広い視野で世の中を見ることができていないからだ。
自分たちが狭い箱の中でしか生きていないから子どもたちに教えることができないのだ。これは教育の問題というよりも『考え方』の問題なのだ!
資本主義の世の中とはどういう世の中か?
皆さんも僕も『資本主義』という社会制度の中で生きている。
気に入らなくても嫌いでも何でも構わない。
でも、とにかくそうなのだ。
残念ながらそこは『学歴主義』や『勉強主義』ではない。
『資格主義』でも『いい大学を卒業した人が幸せになれる主義』でもない。
『資本主義』だ!
まずはそのことを腹の底から認識しなければならない。
だから皆さんも僕も(好むと好まざるとにかかわらず)みんなこの社会制度の中で生き抜いていかなければならないのだ。
さて、資本主義とはいったい何だろうか?
それはざっくり言ってしまえば、『資本を持ってる奴がいい想いをする社会』ということだ。
要するに、金持ちがトクをする世の中ということだ!
「そんなのおかしい!」と思う気持ちもよくわかる。
でもこれは「いい」とか「悪い」とか「正しい」とか「間違ってる」という話じゃないのだ。
僕だって世の中が『心が美しい人がトクをする社会』だったり、『力の強い奴がいい想いをする世の中』だったらどうなっていただろう?と思うこともある。
あるいは『勉強のできる奴が幸せになれる社会』だったら、どうなっていただろうと思うこともある。
でも、そうなっていないのである!
まず何よりも優先すべきなのはお金
皆さんに憶えておいてほしいことは、『この世は資本主義である』ということ。
そして『そのことからは絶対に逃れらないのだ』ということだ。
そのことをよく頭に叩き込んでおいてほしい。
資本主義社会では『お金』というものは「もっとも尊いもの」とされている。
剣の腕前でもセンター試験の成績でもない。
資本主義の世の中ではお金こそがもっとも価値を持つのである。
そのお金をめぐって世界では(もちろんここ日本でも)さまざまな悲劇や喜劇が今日も繰り返されている。
一見お金とは関係なさそうな事件でも、よくよく見てみると、その背景にはお金の問題が横たわっていたりする。
資本主義社会で生きている限り、僕たちはお金の影響から逃れることはできないのだ。
お金がもっとも価値を持つ社会に生きている以上、何とかしてお金を獲得しなければならない。
それは至極まっとうな考えではないだろうか?
お金がなければ、生きていけない。
衣食住すべてにお金がかかる。
皆さんが今、着ている洋服も。
今、手に持っているスマホも。
スターバックスで注文するラテも。
みんなお金で買ったものだ。
これを難しい言葉で『等価交換』という。
学校でいい成績を取ることも大事なことかもしれない。
医師免許を取ることも大事なことだ。
でも、まず何よりも優先すべきは『お金』ではないだろうか?
プライオリティの第一位に来るのは『お金』ではないだろうか?
資本主義社会で生きてゆく限り。
学力だけが教育ではない
お金を得ることが目的であるならば、その手段はいろいろあるはずだ。
ところが多くの人はこの『目的』と『手段』をごちゃ混ぜにしてしまっている。
お金を得る手段というのは、無数にあるのだ。
一生懸命勉強し、いい大学に入って、いい会社に入って給料をもらう。
これも間違いなくお金を得る手段の一つだ。
でも、ほかにもお金を得る手段はいろいろあるのだ!
芸能人になってもいいし、ミュージシャンや小説家になってもいい。
自分でお店を開いてもいい。僕みたいに『投資』をやってお金を稼ぐのもありだ。
そういうお金を稼ぐ手段を知るということ。
これも立派な『教育』なのではないだろうか?
僕が言いたいのは、そのことだ。
『学力だけが教育ではない』ということだ。
ところが多くの人はこのことが理解できていない。
40歳になっても、50歳になってもそのことを理解しない人もたくさんいる。
いまだに脊椎反応のように「教育」という言葉を聞くと、『学校で勉強すること』と瞬間的に考えてしまう。
資本主義社会で生きるということは、『お金稼ぎごっこ』をしているようなものなのだ。
その『お金稼ぎごっこ』の中で「いい大学に行って、いい会社に就職する」というのは選択肢の一つでしかないのだ。
A〜Zまでの選択肢のうちの『A』の部分でしかないのだ。
ところがこの『A』の部分に全体の90%の人が集中してしまっている。
だから話がややこしくなる。
だから僕は今だに多くの人から「変わり者だ」と言われる。
B〜Zまでの選択肢はいったいどこへ行ってしまったのだろうか?
銀行は学力を問わない
たとえ中学しか出ていなくても、自分で事業を興して成功した人もいる。
エジソンや松下幸之助は大金持ちだった。
だけど彼らは小学校しか出ていない。
みんな勉強ができたから大金持ちになったわけではないのだ。
『正解は一つじゃない』ということだ。
ここがいちばん重要なところだ。
『お金稼ぎごっこ』の世界はとんでもなく広いのだ。
僕は銀行借入するときに融資担当の人から『学歴』のことを問われたことはただの一度もない。
融資には何千万円ものお金が動く。
だから向こうだって必死だ。
もしも融資が失敗したら不良債権が生じる。
そうなったら銀行としても死活問題だし、担当者の出世にも影響を及ぼすはずだ。
だからこそ融資担当もあれこれ根掘り葉掘り聞いてくる。
その融資が失敗に終わらないように最善の注意を払う。
そんなシリアスで大人の真剣勝負の場なのに融資担当はただの一回も僕の『学歴』や『学力』については問うてこないのだ。
もしも学歴や学校の成績がそんなに大事なものだとしたら、融資担当は必ず僕に質問したはずだ。
「あなたはどこの大学を出ましたか?」
「センター試験の結果はどうでしたか?」
「学校時代の通知表をお持ちになりましたか?」と。
ところが僕はただの一度も聞かれたことはない。これはいったいどういうことだろうか?
30歳以上の人間のいうことを信用するな
つまり僕の学歴や学力というのは彼らにとっては「どうでもいいこと」だということだ。
僕が大学を出ていようが、出ていまいが、そんなことは問われないということだ。
そんなことよりも重要なことは、僕に返済能力があるかどうか?ということなのだ。
そして僕に返済能力があるかどうかということは『学力』とは一切、関係のないことなのだ。
これが資本主義だ!
そして僕たちはその資本主義という社会体制の中で生きているのだ。
学生の皆さんは、【Don’t Trust Over Thirty】という言葉を知っているだろうか?
大昔にアメリカの学生のあいだで流行った言葉だ。
これは直訳すると『30歳以上の言うことを信じるな!』という意味になる。
もちろん僕も30歳をゆうに超えている。
40歳もゆうに超えている。
だから僕の言うことももちろん信じてはいけない笑
いやむしろ、誰の言うことも信じるべきではない。
自分自身の頭と心で考えるんだ。
そして、自分の人生を良きものに変えていってもらいたい!
▼ 生き方に関してこちらでも記事にしていますので、ぜひ見ていってくださ~い♪
https://sakamotoharuki.com/blowin_in_the_wind/
https://sakamotoharuki.com/is-it-okay-with-life-asking-for-correctness/
▼ 生き方を変えたいと悩んでいる人へ
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