自分でお金を生み出す能力こそがもっとも大切! 負担が重くなる社会を賢く生き抜く方法
少子高齢化社会を迎え、どんどん税金や社会保険料の負担が増えてゆくことに心配していませんか?
本記事ではそんな人のためにますます負担が増えてゆく社会を賢く生き抜くための方法について解説しています。
負担増を気にしなくてもいい位置に行きたい人、必見です!
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目次
今の時代は自分でお金を生む出す能力が求められている
僕は今の世の中にいちばん必要なのは、自分でお金を生み出す能力だと思っている。つまり、「いい会社に就職して、そこから安定的に給料をもらうえればいい」という感覚ではなく、『自らお金を作り出す側にまわれ!』という感覚。この感覚を持った人が今、求められていると思うな。
子供たちに向けた教育としても。ブラック労働に苦しむ若者たちにも。将来不安を抱く中高年層にとっても。この感覚を持つことが悩みを解決する最大のポイントであると僕は思っている。
ところがこのような考え方をする人は、ほとんどいないんだよね。日本人のこの商売人や投資家といった、いわゆる自らお金を生み出す人々を軽蔑する感覚っていったいどこから来るんだろう?
それは士農工商の名残なのだろうか。それとも、高度経済成長期の成功体験によるものなのだろうか。僕はもう世の中を『職業』という切り口で語る時代は終わると思う。
これからは職業につくだけでは、安心して暮せない時代になってゆくと思うんだよね。
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もしも税金を集め、それを運用する相手が無能だったらどうする?
自分が購入した商品が欠陥品だったり、飲食店で自分が頼んだメニューに虫なんかが入っていたりした場合、多くの人は烈火のごとく怒り出すだろう。中には店長を呼びつけ、土下座させる人までいるくらいだ。
ところが、相手が『お上』になった途端、多くの人は黙りこくってしまう・・・それは何故だろう?
僕はいったい何の話をしているのかというと、『税金』についての話をしているんだ! 僕たちは税金というものを払っている。それ自体はいい。税金というシステムは人類が生み出した最も賢いシステムのひとつと言ってもいいだろう。今さら税金のない世界に戻ることはできない。
問題はその税金を取り扱い、運営する側のことだ! 税金というものを人々から徴収し、運用している主体が果たして有能なのか、それとも無能なのか? それが最大の問題なのだ。
もしもその税金を運用する相手が無能で、みなさんから集めた税金をプラスに運用できないとしたら・・・・みなさんはどう思うだろう?
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「政府がなんとかしてくれる」はとんでもない誤解
もちろん、税金というのは投資ではないし、ビジネスではない。それは公共のサービスや福祉のために使われるものであり、金融商品のようにリターンを期待するようなものではないのかもしれない。それは正論だ。
でもだとするならば、税金を払う側の国民に最初からきちんと説明しておくべきだ。
「あなたの払った税金は、あなたが期待するような見返りをあなたにもたらさないかもしれません」
「もしもそれなりの見返りを期待するのであれば、とても今の税率では足りないので、大幅な増税が必要になります」
「下手をしたら、年金制度は崩壊するかもしれません」
「下手をしたら、国民健康保険制度は崩壊するかもしれません」
そんな風に全国民に説明しておくべきだ。そして、「もしもそうなった場合、あなたには何の見返りもないかもしれません。それでもよろしいですね?」と、国民一人ひとりにアナウンスしなければならない。
僕の見たところ、税金というものをそんなふうに捉えている国民はほとんどいない。97%ぐらいの人は「まあ、なんとかなるだろう・・・」と思っているように見える。
いろいろ心配なことはある。年金も、健康保険も心配ではある。
だけど、
「最後は政府がなんとかしてくれるだろう・・・」
「政治家がなんとかしてくれるだろう・・・」
「今までだって何とかなってきたんだから・・・」
そんな風に思っている国民の方が圧倒的に多いのではないだろうか。しかし、それはとんでもない誤解だ! 日本の最高学府を卒業し、日本でいちばん難しい試験をパスし、『官僚』というスーパー・エリート集団の仲間入りをしたお役人さんたち・・・残念ながら、彼らはお勉強に関しては優秀だったかもしれないが、お金の取り扱いに関しては優秀なわけではなかった。
そして彼らを頼りにしてきた政治家のみなさんも、お金の取り扱いに関してはそれほど優秀ではなかった。だが、そのことを問題視する国民はほぼゼロに近いよね。
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お金の問題を解決するための3つの選択肢
日本人はよく『楽観的だ』と言われる。でも僕に言わせれば、これはもはや楽観的であるとかないとかのレベルをはるかに超えてしまっているように見える。日本人のこの『お上』に対する絶対的帰依心は、いったいどこから来るのであろうか・・・?
僕たちは今、とんでもない事態に直面している。これほどの激しい少子高齢化社会に直面した国は、有史以来ひとつもない。これほどの激しい人口減少社会に直面した国は、有史以来ひとつもない。にも関わらず、旧態依然とした体質のまま、何も変わろうとしていない・・・
しかもこの状況は突然、降ってわいたものではないのだ。少子高齢化社会が到来することは、もう70年も前からわかっていたことなのだ。わかっていたのにも関わらず、手を打たなかったのである。問題をずっと先送りしつづけてきたのである。
少子高齢化社会がやって来ること。人口減少社会がやって来ること。そのことによって税収は極端に減り、財政は悪化すること。財政が悪化すれば、行政サービスの質が低下すること。(下手をしたら)年金制度も、国民健康保険制度も崩壊してしまうこと。etc・・・
官僚も政治家も、ずっと前からそのことは気づいていたのだ。知っていたのにも関わらず、集団心理よろしくそのことをずっとひた隠しにし、ごまかしてきたのである。
そのツケを払うのは、いったい誰だろうか? そして(これがいちばん重要なことなのだが)、そのツケをいったいどうやって払うのだろうか・・・?
税金を取り扱う立場の人たちが想像以上に無能だということがわかった時、多くの人はいったいどうするだろう。いったいどのような手段を用いて、その難局を乗り切るのだろう。
頭のいい官僚も、頭のいい政治家も、経済アナリストも、ファイナンシャル・プランナーも、大学教授も、etc・・・みんな解決先を見つけられないこの厄介な問題とどう向き合ってゆくだろう。
解決策は2つある。このどちらかを選択しなければならない場面が必ず来ると僕は思っている。
- おとなしく『お上』に言われるがまま、彼らの言うことに従う
- 「知恵」を働かせて何とかその問題に対処し、解決策を見つけ出す
この3つの選択肢のうち、僕は①を選択する人が多いのではないかと思ってるよ。
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お金の問題を解決するためにお上が用意しているカードとは?
多くの人々は、あくまでも『お上』に楯突くことはしないだろう。どんなに騙され、真実を隠され、虐げられ、利用されたとしても・・・官僚や政治家が自分たちの生活を守ってくれるはずだ・・・と心の底から信じているからだ。
だから彼らが税金の運用に失敗して大きな損失を出したとしても(実際に出してるわけなのだが)、税金をどんなに無駄に使おうが(実際に使っているわけなのだが)、そんなことはどうでもいいことなのである。
問題はどんどん大きくなりつつある。解決されるどころか、どんどん深刻になりつつある。にっちもさっちもいかなくなったとき、アタマのいい人たちが最後に切るカードとは何か? それは、『増税』という名のカードだ!
そして、その増税は主に法人に対してではなく、個人に対しておこなわれる。法人税の方は逆に減税の動きだ! 強いところから税金を徴収するのではなく、弱いところから税金を徴収しようとする。これも有史以来ずっとおこなわれてきたことだ。豊臣秀吉や織田信長が生きていた時代からずっとおこなわれてきたことだ・・・
いつも泣きをみるのは、庶民である。お上に従い、最後までお上を信じ切った一般庶民たちである。
僕は別に予言者ではない。未来を見通す超能力もない。だけど、これだけは確信を持って言える。官僚も、政治家も、将来必ず税金を上げようとするだろう! しかも、今よりももっと!! 僕のこの予言はきっと的中するだろう。
官僚は「メンツ」を、政治家は「有権者との約束」を何よりも優先する。彼らは自分たちが無能で、運用が下手くそだったがために国家財政を破綻に導いたことを国民に知られないように必死でごまかそうとするはずだ。その帳尻を合わす唯一の方法が『増税』である!
年金は支給しなければいけない。健康保険制度も維持しなければいけない。公務員をリストラするわけにもいかない。公務員の給料を半分にするわけにもいかない。無駄な道路もつくる。無駄な空港もつくる。無駄な建物もつくる。エリート官僚たちの天下り先もきちんと用意してあげなきゃいけない。彼らに5,000万円を超える退職金も払ってあげなきゃいけない。etc・・・
いったいそのしわ寄せは誰がかぶるのだろう? その財源はどこから持ってくるのだろう? 一般庶民から集めた税金をあてればいいのである。
増税し、国民一人ひとりから広く税金を徴収すればいいのである。そのタイミングはいつか必ずやって来る! その時になってはじめて国民は気づくんじゃないかな。自分たちが信じてきたものが実はすべて幻想であったことに…
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今、流行りの投資スタイルは、実際には受け取っていない利益にまで課税される恐れがある
個人型確定拠出型年金(iDeCo)なるものが出現してきて、今、世間を賑わしている。でも、それは果たしていったいどれくらい僕らの未来を明るく照らしてくれるものになるだろう・・・僕は甚だ疑問を持っている。
この新しいタイプの年金プランは、市場の影響をモロに受ける。世界経済と密接に関わり、運用結果もその市場の動きに連動する。果たして、この年金プランに飛びついた何百万人という人々が60歳を迎えるとき、その投資信託から一体どれだけのリターンが期待できるだろう。
そのとき受け取る売却益にも税金は課せられる。その受け取る売却益のなかには市場が安いときに買ったものも、高いときに買ったものも含まれる。だから実際にはどこまでトクをし、どこまで損をしたのか、その頃にはわけがわからなくなっていることだろう。
すべてはブレンドされ、掻き回され、水割りにされてしまうのだから・・・
言うまでもなく、『お上』はもちろんそこに目をつけている! 特別な制度や口座を用意し、投資してる最中は課税しない代わりに、出口でたっぷり税金を課税する仕組みをつくりあげることに成功した。だから納税者たちは「実際には受け取っていない利益」にまで課税される恐れがあるのだ!
実に巧妙な手口である。アタマのいい人たちが考えそうなことだ。忘れてはいけない。彼らは日本の最高学府を卒後し、日本でいちばん難しいと言われる試験をパスしたスーパー・エリート集団だ。
彼らの手にかかれば、僕たち庶民のフトコロから言葉巧みにキャッシュを抜き取ることなんてお茶の子さいさいなんだよね。
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『商売人』になれば、希望が見えてくる
しかし、落ち込む必要はない! 僕たちに希望が残されていないわけではない。彼らが仕掛けた落とし穴に引っかからず、颯爽と生きてる人たちがいる。いかなる時代であっても、どんな経済状態のときでも涼しい顔をして暮らしている人たちがいる。
それはいったいどんな人たちか? 『商売人』と呼ばれている人たちである。
彼らは世間からは「商売人」と呼ばれたり、「投資家」と呼ばれたりしていて、普段は嘲笑の対象になっている。彼らを毛嫌いする人たちも大勢いる。彼らを見て、眉間にしわを寄せる人たちも大勢いる。彼らを指差し、多くの大人たちは子どもたちの耳元にこうささやく、あんな金の亡者になっちゃいけませんよ!
だけど、彼らの存在こそが僕はお手本になり得ると思っている。この難局を乗り切るためのひとつの方法を指し示してくれていると思っている。たとえ増税が発表されたとしても、必ず彼らはそこから抜け道を見つけ出す。そして、まんまエリートたちを出しぬき、自分たちの富を確保・維持しようとする。
彼らはいろいろな魔法を使う。
ある時には、『借金』という魔法を使う。ある時には、『法人』という魔法を使う。ある時には、『減価償却』という魔法を使う。ある時には、『役員報酬』という魔法を使う。etc・・・
彼らはそういった様々な魔法を駆使しながら、新しい時代にうまく適応していこうとする。「あんな風な大人になっちゃいけませんよ!」と子どもたちを洗脳しようとする大人たちとは、根本的に見えてる世界が違うんだろうな。
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