オススメ本・菅井敏之著『お金が貯まるのは、どっち!?』について
著者 菅井敏之
出版社 アスコム
分類 実用書
出版日 2014/3/15
スポンサーリンク
目次
『お金が貯まるのは、どっち!?』とはどういう本なのか?
この本は「お金に関する選択でなるべく正しい方を選びたい!」と思ってる人に超オススメの本だ。
お金の問題は多くの人が共通して持っている悩みの一つだと思う。
「将来のためになるべく多くお金を貯めたい!」と思っている人が大勢いるはず。
でもそもそも僕たちがお金が貯まるような選択をしているのだろうか。
もしかしたら全然お金がたまらないような選択ばかりしているんじゃ・・・
そんな疑問に元銀行員の著者が答えてくれるのが本作。
著者は「お金が増える選択をすることが大切」と説く。
銀行選びも、保険選びも、住宅選びも、資産形成の方法も、みんな選択!
その選択を間違えないようにすればいいだけの話なのだ。
関連記事
https://sakamotoharuki.com/warren-buffett-teachings-of-wise-men/
著者の紹介
菅井敏之
1960年生まれ。
1983年学習院大学卒業後三井銀行(現三井住友銀行)に入行。
個人・法人取引、及びプロジェクトファイナンス事業に従事する。
2003年には金沢八景支店長に、2005年には中野支店長に就任。
48歳の時に銀行を退職。
その後起業し、アパート経営に力を入れる。
6棟のオーナーとして年間7000万円の不動産収入がある。
また2012年には東京の田園調布に『SUGER COFFEE』をオープンし、人気のカフェとなった。
銀行員としてお金を貸す側、不動産投資家としてのお金を借りる側、どちらの視点も持っていることで大きな資産を築くことに成功。
資産形成のための銀行の活用法や住宅、保険の選択方法には定評があり、講演やセミナーでも一躍人気講師になった。
関連記事
銀行はお金をおろすだけの場所ではありません。
銀行は、お金を借りる場所です。
成功者たちの共通点はただひとつ。
銀行からお金を借りて、それを上手に活用したことです。
こうすれば、たとえ今の年収が低くても、きちっとお金を増やすことはできるのです。
僕も著者と同じく、アパート経営というものをやっているのでしょっちゅう銀行の融資係の人とやり取りをする。
しかし、よく考えてみたらそんなふうに銀行の融資係の人とやり取りをする人というのはごく稀なのかもしれない。
ほとんどの人がATMや窓口を利用して終わり。
あるいはせいぜい住宅ローンやマイカー・ローン、教育ローンのために融資コーナーを訪れるだけ。
ところが「自分で商売をやる」といった視点に立った場合、銀行という場所はそれまでとはガラッと違ったふうに見えてくるはず。
こういった違う視点で世界を見つめることによって、お金を増やすチャンスというのも膨らんでゆくのだ。
質問3の「メガバンクと信用金庫、口座を開くならどっち?」というところもおもしろかった!
独立するなら、銀行から事業資金を調達しなければなりません。
ただ残念ながら、よっぽどのことがない限り、メガバンクは相手にしてくれません。
でも信用金庫ならメガバンクが相手にしないようなお客様を相手にしてくれる。
だからコツコツまじめに積み立ててきた「信用できる人」にお金を貸そうとします。
僕も信用金庫と取引をしている。
一般的に「信用金庫と取引をしている」といえば、なんとなくカッコ悪く感じる。
やっぱり誰もが知ってるような大手銀行と取引をしていると言った方がカッコいいだろう。
だけど、そういう大手は僕らみたいな弱小経営者は相手にしてくれないケースがほとんどだ。
でもこっちとしても銀行からお金を借りて商売をしないとメシが食えない。
『メンツ』なんてものを気にしている場合じゃないのだ。
信用金庫はメガバンクからこぼれ落ちたような人も相手にしてくれる。
要するに僕のような弱小経営者も相手にしてくれるというわけだ。
その分、若干金利は高くなるかもしれない。
でもお金を借りられなければ話にならない。
さらに多少金利が高くても、商売の方がうまくいっていれば十分返していける。
だから僕も貯金をするならメガバンクではなく、信用金庫にお金を積み立て貯金して、しっかりと信頼関係を構築した方がいいと思う!
質問8の「銀行系列のカードローン、クレジットカードのリボ払い、得するのはどっち?」のところも良かった。
今、銀行は余剰資金が余りに余っています。
貸すところがなくて困っているので、結局国債を買うしかない。
本来は企業に貸したいけれど、企業も内部留保しているため、なかなか借りてくれないのです。
結局のところ、カードローンしか貸せるところがないのです。
クレジットカードのリボ払いもダメ。
リボ払いの金利もとんでもない金利(12〜18%)です。
絶対に利用してはいけません。
もし1回でもキャッシングを利用してしまったら、それは実績として残り、あなたの信用毀損になってします。
これが将来、銀行から住宅ローンを借りる際や事業資金を借りる際にダメージとして重くのしかかります。
日銀の量的緩和の影響でマイナス金利となり、銀行はお金がジャブジャブ余ってる状態になっている。
しかし貸出先も見つけられないし、儲かってる企業ほど今は積極的に設備投資や事業投資をしないので銀行からお金を借りようとしない。
困った銀行は苦肉の策として、破綻の可能性のある危ない人にもカードローンを組ませて借金をさせようとする。
僕は自分をお金持ちにする借金は大いにすべきだと思うが、自分を貧乏にする借金は絶対にすべきではないと思っている。
借金にはいい借金と悪い借金の二種類があるのだ!
テレビのCMに踊らされてはいけないのだ。
質問17の「2000万円の借金と500万円の借金、破綻しやすいのはどっち?」というところもおもしろかった。
破綻してしまう原因は借り入れの総額ではなく、借り入れの本数にあります。
住宅ローンで2000万円借りていても、35年ローンであれば毎月の支払い負担は5万5000円くらいで済みます。
これならば返済に困ることはありません。
しかし、30万円、50万円、100万円のカードローンなど、複数の場所から借りている場合、高い金利によって月々の支払いは簡単に15万円くらいになってしまいます。
こうして結局、払いきれずに破綻するケースがとても多いのです。
カードローンを利用しようとする人のほとんどは生活資金のためだ。
意外なことに生活水準が高い人もカードローンを利用するらしい。
なぜなら生活水準をいったん上げてしまうと、なかなかそれを下げることができないから。
だから自転車操業がはじまってしまうのだ。
借金の総額を気にするのではなく、このような傷口に絆創膏を貼るような生き方そのものを見直さない限り、お金の問題は一生解決されないと僕も思う。
ぜひみなさんも読んでみてください!
プライム会員になればKindle毎月1冊無料&「Prime Reading」内の書籍が読み放題
>>>Amazonプライム(Kindleで1ヶ月1冊無料で読める!)
関連記事
https://sakamotoharuki.com/winning-the-losers-game/
Amazonプライム会員になると得られる13コのメリット
- 月額たったの325円という驚きの安さ(学生の場合は200円!)
- Amazonからの配送料が無料になる
- お急ぎ便や日時指定便も無料になる
- Amazonプライム・ビデオ内の約3万点の映画やドラマが見放題になる
- 『ドキュメンタル』や『バチェラー・ジャパン』などのオリジナル・コンテンツが観れるようになる
- PrimeMusic内の100万曲の音楽が聴き放題になる
- PrimeReadingに登録された電子書籍が読み放題になる
- Kindleが4,000円引きで購入できる
- Kindle本が毎月1冊無料で読める
- Amazonパントリーで日用品をダンボール買い(まとめ買い)ができるようになる
- 月に1度開催される超特価セール、プライムデーに参加できる
- 生鮮食品を届けるサービス、Amazonフレッシュを利用できるようになる
- 30日以内の試着なら無料で返品できる、Amazon Fashionの配送料が無料になる
>>>Amazonプライム(今なら1ヶ月の無料体験ができるよ!)
関連記事
この商品を買った人はこんな商品も買っています
スポンサーリンク
スポンサーリンク
↓ランキングに参加しています! よろしければ応援クリックお願いします🤗
![]() にほんブログ村 |
![]() 金融・投資ランキング |
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません